海軍少将。終戦時の海軍省教育局長。(1893年〜1979年) 海兵43期。海大25期(首席)。熊本県出身。
家は貧しかったが勉強は抜群にできたので「学費がいらないから」海軍兵学校に進む。 海軍大学校を卒業後、フランス留学(昭和2年〜4年) 太平洋戦争開始時は海軍省調査課長。 戦局悪化に伴い東条内閣打倒を企てるが、計画実行直前に東条内閣は総辞職した。 その後、米内光政、井上成美らの密命により終戦秘密工作に携わる。 戦後は東久邇内閣の副書記官長を経て執筆活動を行う。
【今日は何の日?】 1945年(昭和20年) 10月5日 ・東久邇宮稔彦王内閣が総辞職。 日本を終戦に導いた鈴木貫太郎内閣は、その役目を果たしたとして8月17日に内閣総辞職。 後継首相には、軍部を統制して敗戦処理を実行できるだけの権威が必要とされたことから、戦前から首相待望論が出ていた皇族の東久邇宮稔彦王が就任しました。 東久邇宮と親交が深い近衛文麿元首相と後に自民党結成の立役者となる緒方竹虎を中心に組閣を進め 石原莞爾(辞退)、小畑敏四郎(皇道派)、高木惣吉(海軍反東条派)など戦時中に反主流派だった軍人が入閣しました。 また、陸相には慣例として三長官会議で推薦された土肥原賢二教育総監が就任予…
❝【日本という怪しいシステムに関する一見解】❞(初稿1999.10.29)❝平成15年5月16日改定 岡山県井原医師会鳥越恵治郎(H26年4月17日一部改定)http://www.ibaraisikai.or.jp/information/iitaihoudai/houdai37.html 第37話「日本という怪しいシステムに関する一見解」 この記事は一冊の本になるような長文の論文です。学校教育では日本の近現代史は尻切れトンボ傾向のようですが、今日に繋がる20世紀の日本の赤裸々な史実を通して日本の権力構造を解明しています。❞ プロローグ ❝ ※筆者は日本人でありながら、どうしても昭和以後のこの…