『死と変容』(Tod und Verklärung)
リヒャルト・シュトラウスが作曲した交響詩。作品24。 1890年、アイゼナハ音楽祭で初演。 amazon:死と変容 amazon:Tod und Verklarung
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 / メタモルフォーゼン [DVD]
8/21(日) 八月もこれぐらいになると、秋の気配っぽいものが感じられる。 ワタシのその感じの最たるものは、クマゼミの鳴き声で、午前中、まだ夢 うつつの時間帯に聞こえるそれが、遠く、まばらになったなぁ、と感じら れること。 大谷選手のいるエンジェルズの試合を観るために、テレビのスイッチを入 れるほどには醒めていない、、、 朝昼兼用の食事の後、犬ころと散歩に行くと、クマ公どもの死骸の「変容」 の度合いがどんどん深くなっているのがわかる。 悪趣味かもしれないが、クマゼミの「死と変容」。リヒャルト・シュトラ ウスの有名曲よりは、妙に清潔。カリカリに乾いてしまっている。 と、最中にこんなのを見つけまし…
ウェイト版タロット「死神」 ウェイト版タロット「死神」カードは、死、終わり、変容、再生を象徴する複雑なカードです。死を覚悟した騎士として解釈できる側面もありますが、より深い意味合いも存在します。 死を覚悟した騎士としての解釈 カードに描かれている鎧を着た人物は、騎士であると解釈できます。 死神は、騎士に迫り来る死を表している可能性があります。 騎士は、死を覚悟し、静かに受け入れる様子に見えるかもしれません。 この解釈を支持する要素 騎士の鎧は、戦いの象徴であり、人生における困難や試練を表している可能性があります。 死神は、騎士の後ろに迫っており、逃れられない死を表している可能性があります。 騎…
2023年の読書メーター読んだ本の数:130読んだページ数:33957ナイス数:749人が人を罰するということ ――自由と責任の哲学入門 (ちくま新書 1768)の感想議論の展開がダイナミックで目からウロコ。素晴らしい。読了日:12月26日 著者:山口 尚別れの色彩 (新潮クレスト・ブックス)の感想独特の重みがあって読み応えがある。読了日:12月26日 著者:ベルンハルト・シュリンク職場のメンタルヘルス・マネジメント ――産業医が教える考え方と実践 (ちくま新書 1714)の感想知ってることばかりだった。読了日:12月20日 著者:川村 孝日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか (光文社新書 12…
【日時】2023.10.23.(月) 19:00~ 【会場】サントリーホール大ホール 【管弦楽】オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 【指揮】クラウス・マケラ 【独奏】辻井伸行(Pf.) 【曲目】 ①ショスタコーヴィチ:祝典序曲 (曲について) 簡潔で明晰な楽曲構成と叙情的な旋律ゆえに親しみやすく、ショスタコーヴィチの作品の中でも人気の高いオーケストラ作品の一つである。 1947年8月末に十月革命30周年を記念して作曲されたが、当時は発表されずに終わった。その7年後の1954年、ロシア革命37周年記念演奏会のためにボリショイ劇場管弦楽団からの(もしくはソビエト共産党中央委員会からの)委嘱作品として…
The Impress of Personality in Unwritten Music Percy Grainger 口承音楽の持つ、魅力や個性の特徴について パーシー・グレンジャー著 The Musical Quarterly, Vol. 1, No. 3 (Jul., 1915), pp. 416-435 (22 pages) The Musical Quarterly(季刊誌「音楽」)1915年7月号掲載寄稿 https://www.jstor.org/stable/738152 Contribution from Oxford University Press 本拙訳の原書(PDF…
The Impress of Personality in Unwritten Music Percy Grainger 口承音楽の持つ、魅力や個性の特徴について パーシー・グレンジャー著 The Musical Quarterly, Vol. 1, No. 3 (Jul., 1915), pp. 416-435 (22 pages) The Musical Quarterly(季刊誌「音楽」)1915年7月号掲載寄稿 https://www.jstor.org/stable/738152 Contribution from Oxford University Press 本稿の原書はこちらか…
パレードのシステム 作者:高山 羽根子 講談社 Amazon 近しい者の死によって変容する過程にある主人公を描いている。台湾とかかわりをもつ祖父が自死し、祖父の来歴などについて徐々に明らかになっていく。一方で、主人公と同じく芸術作品を作成する親友も自死した。その二つが重なり合って、主人公に衝撃を与え、主人公の核になる部分が少しずつ変容していく。この変容は決して終了することがないだろう。その変容の過程にある主人公を描いている。 近しい者の死というものは整理のつかないものだ。整理のついてしまう物事というものはひょっとしたら世の中には存在しないのかもしれない。人は出来事について批評や整理を試みるが、…
チャイコフスキーの交響曲第4番ヘ短調Op.36で、お薦めの録音を紹介します。第5番を既に紹介しました。 この類の記事でいつも駄弁っているのですが、やはり”名盤”と記事タイトルに冠すると外部からのアクセスが良好ですね。そういえば「決定盤」だ「特選盤」だの煽ってきた業界も終焉しつつありますね。今やサブスクのリンク一つ貼って、「じゃあ聴いてみて自分で判断するか、探してね」で終わりますからね。自分の好みすら見出せない向きにこそ、サブスクは色々試せて好都合なのになあ。妄言多謝、と書いたら許されるのかしら。 知られているようで知られていないの境界その2 ディスコグラフィ 知られているようで知られていないの…
2023年5月13日 読売日本交響楽団 東京芸術劇場指揮 沖澤のどか三浦文彰(ヴァイオリン)エルガー ヴァイオリン協奏曲ワーグナー トリスタンとイゾルデ第一幕前奏曲R・シュトラウス 交響詩死と変容 実のところは定かではないが、エルガーのコンチェルトは「最も長いヴァイオリン協奏曲」と言われている。48分くらいの曲。確かに長ぇ。それ故かどうかは知らないが、あまり演奏されない。たくさんのコンサートに行っている私自身も、これが初めての生鑑賞だ。 演奏するのは、人気ヴァイオリニスト、三浦文彰。ハノーファー国際コンクールにおいて若干16歳で優勝し、一躍脚光を浴びてから、早14年。もうそろそろ若手から中堅に…