俳句や短歌が持つ、季語や定型音数(五七五、五七五七七など)といった縛りをなくした、 自由な形式の俳諧。 代表的な俳人として、尾崎放哉、種田山頭火らが挙げられる。
「呪われた詩人尾崎放哉」の著者、見目誠は、放哉のある3つの句を指し
「この3句のおそろしい点は、何かを表現しようとする意志の片鱗すら見られぬところだ」
と評している。
呪われた詩人 尾崎放哉
尾崎放哉句集 (岩波文庫)
尾崎放哉句集 (放哉文庫)
種田山頭火:うしろすがたのしぐれてゆくか (ミネルヴァ日本評伝選)
山頭火を歩く (はるなつあきふゆ叢書)
起きて午前三時で煙草を控える 脚が痛む寝起き コーヒーを摂り徐々に目覚めてゆく ゴミ出しはお休みかゴールデンウィーク 本日は妻の通院についてゆく ラッキーストライク喫おうとして喫わない 妻が元気に手をふる手をふる 煙草喫っちまってまあ仕方ないリスタート 水を飲み体冷えるぞ 堂々この日を生きる雨ふっているか
今朝はニールヤングの爆音からはじめます 寝起き曖昧模糊としてそれでも妻に叩き起こされ 水を飲み寒くなる、服を着替える 可燃ゴミ出してきた、床を拭ききった 十時服屋に行く、臨時収入あり、らんららん
朝起きてズタズタになってしまった夢 寝たりないけれど家が動きはじめている 妻が「ごめん」と言う、気にしなくていいよ 煙草にコーヒー、朝のお決まり 朝の涼しさや新聞配達屋さんのバイク音 コーンフレークになみなみと牛乳注がれ 妻がトイレに行くのも心配、気になっちまう朝です 妻が落ちつきふたりいる涼しい書斎 今朝の薬服し落ち着いている一人 ふたり朝ごはんを食べ落ち着いているふたり
執念の愛にて苦境の波越えて 二人入りこんでゆく世界一本の電話あり 妻も自信になったろ苦境の波越えて さあて腹もへって夕食はハンバーグを 妻顔ぷりんぷりんグングンきれいになってゆく
深夜起きていて二階の清掃をし終えて寝た 早々起きてこの世のルールがわからない 朝食はバナナがいいやバナナ食べる シャワー浴びて自分励まして寒い朝 冷えた朝にしてさくばんのティーシャツのまま 煙草の事忘れ一人物書いていた今朝は 妻の不調がため息に出ておる 妻が「気持ち悪い」と言ってて心配する朝です 煙草買いに行こうかなどうしようかな疲れておる おならしたら妻が笑ったよ
誕生日となり快活な朝ではじめる 煙草買ってきた、サンダルが壊れてしまった 煙草喫えばちょっとヤニクラしている誕生日の朝 ジャック・ロンドン「ザ・ロード」面白すぎる 掃除してくれればいいのに、只それだけで、良い誕生日 朝の事こつこつ進めよう本日わが誕生日 混乱している頭を正そう私の誕生日 煙草は喫いきりやめる書斎は片づけるチョコワを食べる ニールヤングの爆音で本日をはじめたい 三十七にして悩みのかぎり、改革する
妻がさみしいと言って濡れた髪寄せてきた 明日は誕生日の禁煙するならばこの日だ 生まれ変わって楽しく暮らすこの一年は 明日は誕生日で妻がケーキ買ってくれるってさ 喫煙も面倒くさい事喫煙を休む 妻が暴走している晩春の夕べ 喫煙休んで身軽になった灰皿も片づけて 今宵はぶっ通し眠りたい十二時間くらい寝たい 中途半端に寝ている妻をなんとか寝かしつけんと とにかく眠る事甘い甘い薬服して
夢の途中で起こされて不機嫌な朝 妻は歌を歌って、朝から元気 ピースライトを喫って換気扇を回して止めて 朝食はシスコーンである昨日から牛乳注いで食べてる 書斎の片づけしたい電気料金を払いたい 妻がペットボトル片づけてくれて、ありがとう 妻は歌のことばかり、その一つごとを追っている 面白い妻だなぁ、朝から元気 妻は何時ごろ起きたんだろう、へぇ四時らしい 顔を洗って、できる範囲でしていこうという朝
久しく会ってなかった父と再会 六月から働こうか妻の調子をみる ロースカツ旨かったなぁ家で薬服しつつ ひる家で薬服すと多幸感ありて 痰がよく絡む日の、煙草やめられたらなぁ 煙草やめようかなぁ、ふりそうな空の日で 煙草喫うと鬱っ気が出る、参ってしまう 書斎暖かくして欠伸を一つ こんなよい花を一人で見ている バナナ買いに行こうか行かないか、寒、寒
本日もよい春の太陽浴びている 本日もよい春の太陽浴びておる 薬しっかり服して約束の時を待つ 妻にひどい事吐いてしまった昨日の自分、許されない たんぽぽ綿になってもう吹かれ飛ばされて 荒れた書斎を正したく正したく悲しんでいる いろいろな事を考え一つ答えがあった 人生は空しい苦しいだからニコニコしていよう 一人では迷子になるだから一人は良くないが一人 花びらの横に流れるお寺の上
丸谷才一『横しぐれ』は、語り手が、むかし自身の父とその友人が四国の松山市で種田山頭火(1882-1940とおぼしい人物と出会ったと話していた、それが本物それとも幻影だったかを探ってゆく優れた中編小説だ。おそらく多くの読者は、一読のあと山頭火が慕い、尊敬した尾崎放哉(1885-1926)のことも気になってくるのではないか。僧形に身をやつし貧窮のうちに病没した二人の風狂の俳人はともに 荻原井泉水に師事し、無季自由律俳句を旨とした。また両者とも酒を愛するというよりも酒なしの人生はありえないタイプの人だった。 『横しぐれ』をはじめて読んだのはずいぶんむかしだったが、このほどようやく気がかりだった尾崎放…
昨日は、妻の被害妄想がひどくて ついに妻は動けなくなってしまいました。 介助する事がやはり大変でして その疲れは今も残っています。 しかし今朝 妻は元気に回復してくれました。 良かったね!! 自信になるね!! 今朝は四時ごろ起きました。 まずは煙草にコーヒーを摂りました。 次に妻とふたり コーンフレークを食べました。 美味しかったです。頂きました。 自由律俳句 今朝の十句書く。 やっぱり疲れているな。 ベッドで横になろう。 本日は買い出しの.日。 私が、妻に対して過剰反応にならないように気をつけて 広い視野に立って 一日過ごしたいと思います。 では。
読んだ本 『入門 山頭火』 町田康 春陽堂書店 町田康先生が自由律俳人の山頭火について書いた本。 「山頭火」名前だけは聞いたことがあるけど、なにをやっていた人かも知らなかった。学校で習っていないはず(私だけ?)。俳句なんて難しそう、そもそも自由律俳句とは?教養なくて情けない。でも入門って書いてあるし町田先生が書いた本なので読んでみるか。 山頭火は各地を放浪しながら多くの句を読んだ自由律俳句の俳人。なぜ、仕事に就いても長続きせず妻子を捨て酒を飲んでは暴れたりして、最終的には行乞することになったのか?幼少期に母親の自死という壮絶な体験をしたことが原因で酒浸りになり身を持ち崩したというようなことがウ…
4月26日、私の誕生日です。 あと、4日。 そこで誕生日から一年の計を書いていこうと思います。 〇仕事 来年一月から職場復帰させて頂く。 その為に、健康増進をはかる為に、毎日散歩に出る。 〇生活 喫煙はヴェポライザーを使用し、ダメージを軽くする事。 服薬、日に三度、しっかり行う。 ペットボトル飲料を買わない。家でアイスコーヒーを飲む。 〇愉しく過ごす 〇稲垣足穂全集を少しずつ読んでゆく。 〇毎日、自由律俳句(できれば行わけ詩も) 誕生日といっても愉しいことはないやい! でもいいもの。 私はもう三十七。大人だから。
今朝は六時ごろ目覚めました。 空腹で、オートファジーをしようかな、といった所だったのですが つい、アイスコーヒーを摂ってしまって さくばん、妻の用意してくれた米が炊きあがりました。 ご飯は納豆ご飯にして食べました。 美味しかったです。頂きました。 〇 悩んでいた禁煙の問題なのですが 昨日、ヴェポライザーという 煙草葉を、加熱して吸引するデバイスを買ったのですよ。 匂いはほぼしないし、妻に好評です。 そうして、このデバイスを使うと 煙草代が五分の一になるらしいのですよ。 そうしてちょっと煙草の金銭的問題が軽くなった、 というので、良いですね。 大切に使用していきたいと思います。 〇 そうして 一…
友人Aが露天風呂からいきなりザッパァと立ち上がって、「最近のネタツイは、面白すぎる!」と叫んだ。だから俺もザッパァと立ち上がって「最近のネタツイは面白すぎる」と唱和した。一応断っておくと他に客はいなかった。 俺たちは最近のネタツイが、本当に地を転げ回るほど好きで、石に刻んで1000年後に残したいほど好きだった。 俺は「カニを細くした虫、エビ*1」という俺たちのお気に入りのネタツイを暗唱し、Aは湯の中を笑いころげた。このツイートを口に出すとどんな不機嫌も吹き飛んで幸せな気持ちになることができたし、今でもできる。 ひとしきり笑った後で、Aは真面目な顔になって、「最近のネタツイって、言葉が面白いだけ…
鏡の中のアクトレス EMI MUSIC JAPAN INC. Amazon 4月2日の視聴 ・『ゴールデンカムイ 第一話「ウェンカムイ」』 →初視聴では真剣シーンばかり気になった記憶あり。白樺の皮が油で燃えやすいこととか、“ウェンカムイ”が「人間を殺してしまった、凶暴で悪い神」(=本編でのヒグマ)であるとか。 →なにより、杉元佐一が金塊を必要としてる理由が、「親友の(盲の)妻のため」っての、ヤングジャンプ本誌読んでるとき完全に忘れてるもんな。 →私もシサンです。 →地獄の特等席。 →跡を追う、狙う者。 ◇ ・『ゴールデンカムイ 第二話「のっぺら坊わ」』 →大都市といえば。札幌、函館、旭川。そし…
EUがMetaに「広告が嫌なら金払え」をやめろと勧告、無料で個人情報も使わない「第3の選択肢」義務化へhttps://gigazine.net/news/20240418-edpb-meta-targeted-ads-privacy/ 「失われた30年」の責任は経団連企業にある…未来に投資せず、下請けをいじめ、学生を「就活」に追い込む大迷惑https://president.jp/articles/-/80521?page=1 日本で教員をめざす学生が、フィリピンで教育実習!?実習を経て、愛媛大学の学生たちが考える“教員としての役割”とはhttps://www.hotosena.com/art…
蕎麦湯が来ない 作者:せきしろ,又吉直樹 マガジンハウス Amazon 「蕎麦湯が来ない」 又吉直樹×せきしろ 内容 エッセイの面白さはもちろん、俳句に対してのイメージが変わった! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 以前、歌人の穂村弘さんの書評本を読んだ時に紹介されていて、気になっていた書籍を読んでみましたので、ご紹介させて頂きます! お笑い芸人の又吉さんと、文筆家のせきしろさんの俳句とエッセイの面白本です☆ 「蕎麦湯が来ない」 又吉直樹×せきしろ 内容 濃ゆい二人の俳句&エッセイ! 俳句だけ、エッセイだけでもそれぞれ本になりそうなのに、惜しげもなく全てを披露! エッセイ…
今朝は空腹で目が覚めた。 米は炊いていなかったので、今、炊いている。 空腹を、アイスコーヒーと煙草でごまかした。それにしたってやりきれない。 キッチンの上が汚かった。 私が掃除するより他無かった。 空腹で、いらいらしながら、それを行った。 妻の、朝の、歌のおけいこさえもいらいらした。 文学が私の道だった筈だった。それを楽しそうだからと横入り。 それでつづかないと、嫌になってしまうだろう。 でもそれが私に関わる問題じゃない。 文学をやるにはそれだけの意味や意図があるんだよ。 そうじゃなきゃ、何か月も自由律俳句を書きつづけるか? さいきん、本当に他者との関係性を見直している。妻とも。 * 空腹でい…
内容(amazonより引用) 「咳をしてもひとり」「いれものがない 両手でうける」――自由律の作風で知られる漂泊の俳人・尾崎放哉は帝大を卒業し一流会社の要職にあったが、酒に溺れ職を辞し、美しい妻にも別れを告げ流浪の歳月を重ねた。最晩年、小豆島の土を踏んだ放哉が、ついに死を迎えるまでの激しく揺れる八ヵ月の日々を鮮烈に描く。 新装版 海も暮れきる (講談社文庫) 作者:吉村 昭 講談社 Amazon 感想(ネタバレなし) 自由律俳句で名を馳せる、尾崎放哉の最晩年を克明に記した一作。放哉の交友関係、実家との軋轢、頼った人から食べたものまで、とにかく事細かに描かれており、著者の綿密な取材ぶりが窺える。…
あたらしいパジャマで嬉しいぞ 人生は空しい人生は苦しいたんぽぽの健気に咲く たんぽぽすっと上を向いて咲く今日の道 起きてすぐゴミ出しに行くテクテク歩く 本日こそ銀行へ行くやっと銀行へ行く 妻の苛々が伝染するとして私は悪い ゴミ人間にならないよう今日のわざをこなす インヴェガをコーヒーで服し眺めればつつじ 怒れるぞ自由律俳句も俳句だぞ、大木 青春のこんなさみしい時の中
昨日はショッピングモールへ、妻と二人、行きは電車で向かった。 まず和食レストランへ行き、わたしはデミかつ定食を頂いた。 妻は、焼き魚定食を食べていた。 その後、妻の眼鏡を直しにもらいにいって(すぐ直った) それからユニクロでわたしの外着とパジャマを買いに行った。 ああ、それと私の雨靴を買ってもらった。良かった。 * 帰宅。 夕飯、お弁当を二つ、スーパーへ一人買いに行った。 うどんと天丼のセットの弁当が一つワンコイン五百円で買えた。 五時に食べて(美味しかったです。頂きました) 六時には眠った。 * 本日、2024年4月11日(木)は 午前三時に起きた。 妻はもっとはやく起きていたそうだ。 妻は…
おはようございます。 今朝は朝、七時に起きました。本日は水曜日なのでゴミ出しはなし。 起きて、猛烈に煙草が喫いたくなる。 コンビニ、近くセブンイレブンへ行ってアメスピ リーフゴールド を買ってきて喫う。 お米の用意は昨晩、してあったんだ。炊飯を行う。 半合、玉子をかけて食べる。美味しかったです。頂きました。 コーヒー、トル。 一階、二階、全体をなにとなく、クイックルワイパーをかける。 正直、もっと手をかけたいのだけれど、本日はイオンへ買い物に出るので そんな手を込めて掃除できない。 自由律俳句、今朝は二十句書く。 陽があたたか。洗った靴も乾くだろう。 コスタコーヒーというペットボトルのコーヒー…
本日は午前零時過ぎに起床した。 未だ、つかれが溜まっている。昨日も書いたが、家事━掃除のし過ぎだった。 妻も起きてきた。 妻はろくに物を食べず、ブログを書いていたので諫めた。 でもほんとうは、妻の自由にさせてあげたい。 只、自由にさせると、妻は何事もやり過ぎて体調を崩すのであった。 自由律俳句、十句書いて それから、コンビニへ食べ物を買いに出た。サンドウィッチにした。 妻にはアイスを買ってきた。 4月26日で、三十七歳になる。 わたしも自由律俳句だけではなく、自分のあたらしいワークをすべき、 なのだけれど、日記以外に思いつかない。 ろくに自分の考え、思想の無い人間なんだろう。 いつ刺さったのか…