1920年から1949年の間、現在の「JR線」に相当する鉄道を指した言葉。
当時の国有鉄道が、以下のような「省」レベルの政府機関によって運営されていたことによる。
1949年からは日本国有鉄道となり、略称は「国鉄」となった。また、1920年より前、鉄道院の所管だった当時は「院線」といった。
省線のうち、大都市近郊の通勤電車、いわゆる国電を指す旧呼称としては、「省電」があった。ただ、それらの走る鉄道路線を示す言葉としては、後の「国電」ほどは普及せず、単に「省線」または「省線電車」ということが多かったようである。
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