それはそれとしてこのデート代論争、いつも必ず「男は女におごるべきか」がテーマになる。 その逆、「女は男におごるべきか」はテーマにならない。 これだけで世の「根深い性差別、固定化された性的役割分担」意識を疑わせるに充分であるが―― LGBTQ問題が世間を賑わせている中、「男と男」「女と女」がデートしたらどっちがカネを払うべきか、を考えるのは無駄ではあるまい。 これはもう、大多数が「割り勘」と答えるはずである。 そうでなければ「収入が多い方」「交通費がかかってる方(遠くから来た方)」となるのだろう。 だったら男と女の場合も、まるきりこれと同じでいいのではないかと思わずにはいられない。 しかしもちろ…