エンパワメント・センター主宰。 早稲田大学卒業。 バークレー総合宗教学大学院宗教社会学修士課程修了。 日本にCAPプログラムを紹介。 著書『非暴力タンポポ作戦〜ひきわけよう、あきらめない、つながろう〜』、『癒しのエンパワメント〜性虐待からの回復ガイド〜』、『沈黙をやぶって〜性暴力を受けた女性たちの証言と心を癒す教本〜』、『あなたが守るあなたの心、あなたのからだ』、『エンパワメントと人権〜心の力のみなもとへ〜』ほか。
今日は今までに読んで自分が力をもらった本について書いてみます(*^^*) ◉エンパワメントと人権 こころの力のみなもとへ 森田ゆり この本ではエンパワメントというのが何かについて詳しく書かれていて、自分に必要なもの/不必要なものの区別をつける力をくれました。数年前に初めて読んだのですが、子どもの人権と女性の人権を守るために必要なことも具体的に書かれているし20年ほど前の本ではありますが今でも何度か読み返し勇気をもらっています。文章がとても読みやすくて好きな1冊です。 ◉ぼそぼそ声のフェミニズム 栗田隆子 栗田さんご自身の経験から女性の貧困や労働の問題などについても書かれていて、普通に働けたこと…
現代アメリカに生きるインディアンがアルコール中毒の犯罪者として,亡命・地下潜伏・逮捕そして投獄という嵐をくぐり抜け,北米大陸の先住民意識に目覚める.その権利回復・差別撤廃に立ち上がった彼は,インディアン運動の指導者として自立する.激動の半生を自ら語った“聖なる魂”の記録――. 素朴で温和な性質をもつインディオの虐殺を,キューバに赴き布教活動を行ったラス・カサス(Bartolome de Las Casas)は見た.西欧による地理上の諸発見の内実を告発するとともに,この告発によって当時の西欧におけるユマニスト精神潮流を証言.インディアスを植民地とするため,大勢のスペイン人キリスト教徒がエスパニョ…
月曜日の読み合わせは、「新・子どもの虐待」が終わり、ここ数週間は森田ゆり先生の「エンパワメントと人権~こころの力のみなもとへ」を始めています。 今日は7名のメンバーさんとともに第2章「子どもの人権」の だいたい半分くらいまで読み進めました。 この本にも紹介されている、CAPプログラムや『NO・GO・TELL』の説明箇所に 惹かれた方も多く、 「自分の小さい頃はどうだったか、振り返りながら考えた」 「’子ども差別’って聞かない言葉だけれどもとても納得した」 「『NO・GO・TELL』は、大人ならできるか?と言われるとおそらく難しい人が多いだろう。これを子どもの頃に知っていれば違ったとおもう。」 …
※更新しました(8/4) みなさま、こんにちは。 長かった梅雨も明けて、いよいよ夏の到来ですね🌞 私自身は暑さが苦手なので、複雑な気持ちもありますが💦 上手く涼を取り入れながら、過ごしていきたいと思っています🍧 それでは来月のプログラムのご案内です。 ※「読み合わせ」の(新・子どもの虐待)は森田ゆり著、(C・ブラック)は「子どもを生きれば大人になれる」です。月曜・木曜の「B」前半の時間帯と、火曜「D」の時間帯で開催中です。 ※「回復クラス」は参加者の人数とご要望に合わせて11時~12時半にも開催可能です。 ※夏期休業中の(11・12・13・14日)個別面談(対面)受付中です。 先月末からトライ…
先週の回復クラスは、前回引き続き「DV」について 構造や本質、特にパワーとコントロールについて理解を深めるための 時間になりました。 レジリエンスさんの資料と、森田ゆり先生の書籍を参照しながら 読み合わせも行いました。 DV=暴力という簡単な構図ではなく、DVは力に差がある関係の中で力を持つ人が力を持つことを許されない人を支配するパートナーシップの関係性といえます。 「支配」を強化するために、様々な暴力が用いられるのです。 _______________________________________ 人は暴力を受けると様々な心理状態におとしいれられます。それは一様ではありません。 ひとりひと…
あらすじ・概要 ドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)はごく一部の人の不幸ではなく、社会でありふれた問題である。加害男性に暴力をやめさせるには、何ができるのだろうか。暴力を嗜癖のひとつとして、メンタルヘルスの視点で加害への依存をやめる方法を探る。 別れを受け入れることも支援成功である 結論から言うと加害男性に対して劇的に効果のある支援は未だに存在せず、なかなか難しいです。 著者は加害男性の過去のトラウマや虐待経験に着目し、カウンセリングや他の男性との対話から認知の歪みを取っていくことを目指しています。 新鮮な意見だったのは、「加害男性の支援のゴールが離婚でも成功である」という点です。 加害…