昭和16年生まれ。柔道家にしてユーモアリストの石黒敬七の子息。
昭和39年早稲田大学商学部卒業。東京12チャンネル(現テレビ東京)に勤務の後、昭和41年石黒コレクション保存会設立。幕末・明治期の写真を収集。 ゆうもあくらぶ事務局長、日本写真芸術学会評議員。
はじめに 杖太刀という語をご存じだろうか? 刀や竹刀あるいは木刀を杖のように地面に突く行為である。 私は幼稚園の時に剣道を少しだけ習ったが、竹刀をまたぐのと、竹刀を杖みたいに突くのをやるととっても怒られたことは覚えている。 で、杖太刀。 世の中の大多数の人には、どうでもよい話なのだけど、ネットの片隅で、「日常動作で刀や太刀をを杖のように突く所作はありえない。それは現代になって、映画などでできた所作である」という議論が湧いたことがある。 少しその話を整理しつつ、議論に対する見解を述べたい。 1.議論の経緯 そもそもこの議論は天心流という古武道流派が「杖太刀」という技をyoutubeにて公開したこ…
横浜開港資料館デジタルアーカイブが公開された(2014年1月10日→https://yokohama-archives.jp)。「古文書・写真・絵葉書・絵地図・浮世絵・絵画等,多様な収蔵資料の目録およびデジタル画像等の一部」で,「ペリー横浜来航170年」を謳っている。 テーマ検索では,ペリー来航,横浜開港場,商館,生糸,東海道,鉄道,馬車・人力車,船,キリスト教,寺社,関東大震災,横浜市政の項目があり,地図からは,港,関内,山下町(中華街以外),中華街,元町・山手,関外(旧吉田新田),伊勢佐木,野毛,桜木町・みなとみらい,から選択できる。 -関連エントリー--西川武臣著『ペリー来航――日本・琉…
新宿のSOMPO美術館で開催中の「ゴッホと静物画ーー伝統から革新へ」展を夫婦で訪問。 ゴッホの志は「人物画」にあった。そのための修行として、色彩、タッチ、技法を磨くために「静物画」を描いた。「ひまわり」はその静物画の傑作である。 最初に展示してあった帽子のある絵が印象に残った。この企画展は、花をセザンヌ、ゴーギャン、マネなどの巨匠と並べてゴッホの絵を鑑賞できるように配置してある。同じモチーフをどう描いたかを比較できるので楽しめた。 神保町:本日から始まった第63回「神田古本まつり」を見物。 靖国通りの歩道500mに「本の回廊」が出現。100万冊が展示されている。 昼食は、2人で「新世界菜館」。…
福島県新地町で発見した名字で,「くろはばき」と読む。実際の「はばき」は脛と巾を合体して一字にしたもので辞書にない。もとは,伊達政宗の忍者集団「黒脛巾組」が由来という。 辞書に載っている「はばき」には金偏に「祖」(鎺)や金偏に「元」がある。 -関連エントリー--難読名字(その152):圓鍔→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/06/21/233000--難読名字(その151):議所→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/06/20/233000--難読名字(その150):外郎→https://akamac.…