昭和16年生まれ。柔道家にしてユーモアリストの石黒敬七の子息。
昭和39年早稲田大学商学部卒業。東京12チャンネル(現テレビ東京)に勤務の後、昭和41年石黒コレクション保存会設立。幕末・明治期の写真を収集。 ゆうもあくらぶ事務局長、日本写真芸術学会評議員。
TRiP EDiTOR「古き良きニッポンの原風景。街を彩る「乗ってみたい路面電車」TOP10」によると,伊予鉄電車市内電車が堂々の1位だった(→https://tripeditor.com/398779)。現在では路面電車が18ヶ所でしか走っていない。仙台でも京都でも路面電車に乗った経験がある。 現役のところではここにある函館,富山ライトレール,広電のすべての路線,京福嵐山線のほか,京阪京津線,石山坂本線,京福北野線,阪堺阪堺線,同上町線,岡山電気軌道東山線,清輝橋線,とさでん,熊本,長崎,鹿児島でも乗った。写真にある観光列車「坊っちゃん列車」には一度しか乗ったことないが,降雨の時の通勤に欠か…
西瓜売り、笊売り、野菜売り、甘酒売り等の行商姿や、愛宕山や御茶ノ水等の東京の風景写真は面白い。京都島原の太夫道中の写真も趣がある。スナップショット的なものに面白味。 他方で、大量に収録されている構えて撮った芸者等のポートレイトがあまり面白くなく、石黒敬章「こんな写真があったのか-幕末明治の歴史風俗写真館」は借りるのどうしようかなという感じ。 面白かったのは不忍池の歴史。「寛永寺開祖天海は、不忍池を琵琶湖に見立て、竹生島として弁天島(中之島)を築いた」というのも知らなかったし、「明治初年に池の周りを埋め立て、その周囲1マイルが競馬場に使用されていた。天皇賞レースはここが発祥の地である」というのも…