寒泉という台湾のサイトがある。そこは資治通鑑の検索ができ、便利だったのだが先日からつながらなくなってしまった。もっとも資治通鑑は編年体なので調べたいことがあれば年代の目星をつけて情報を探せばいいだけではあるのだが、寒泉の資治通鑑は胡三省の注も表示できたのでたとえば三国志の不明な地名を検討する際などは寒泉で検索して胡三省の見解をまず見るというのが習慣化していた。三国志集解を手に取るよりも遥かに簡便だった。そのうちまた使用可能になればよいのだが。 そう考えると中央研究院の漢籍全文史料庫が使えなくなってしまったらと思うとゾっとする。もちろんそこでは正史の検索をしており、本ブログを書く作業、考える作業…