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谷川雁

読書

谷川雁

たにがわがん

詩人、評論家、サークル思想家

本名:谷川巌(タニガワイワオ)。六人兄妹(四男二女)の次男。民俗学者谷川健一は兄。弟に東洋史学者の谷川道雄、編集者の吉田公彦がいる。

大正12年12月16日(戸籍上は25日)に熊本市水俣で生まれる。平成7年2月2日肺ガンにより死去。享年71歳。 

経歴

東京帝国大学文学部社会学科〔昭和20年〕卒

戦時中、8カ月軍隊生活を送り、3度営倉に入れられる。

戦後、西日本新聞社に勤務。「九州詩人」「母音」に詩を発表。

昭和22年共産党に入党し、労働争議解雇される。

29年第一詩集「大地の商人」を刊行。

31年第二詩集天山」、35年「定本谷川雁詩集」を刊行、その“あとがき”で以後詩作しないことを宣言する。

33年福岡県中間市に移住。雑誌「サークル村」を創刊、

評論集「原点が存在する 」「工作者宣言」などを発表。

35年安保闘争を機に共産党を離党。

36年吉本隆明らと思想・文学・運動の雑誌「試行」を創刊したが8号を最後に脱退。

38年評論集「影の越境をめぐって」を刊行。

40年上京し、ラボ教育センター設立に参画。

53年長野県上水内郡信濃町柏原黒姫山へ移住。

56年から「十代の会」、57年から「ものがたり文化の会」を主宰し、宮沢賢治を中心に児童文化活動にとりくむ。

評論集に「意識の海のものがたりへ」「賢治初期童話考」「ものがたり交響」「極楽ですか」など

その他のペンネーム

その他

上京後1967年から1979年までラボ教育センターの草創期に参加。特にラボ・ライブラリー(ペンネームらくだ・こぶに)の制作に心血を注いだ。

主な著作

[単著]
[共著]
[撰集・語録・特集]
[対談集]
  • (?) 2010.09 『談論風発のすすめ』 ものがたり文化の会
[翻訳]
[非公認・海賊版等]
  • (?) (1965?) 「谷川雁 -ある≪工作者≫の死貌- I 未公表対談座談集」(?)
  • (?) (1965?) 「谷川雁 -ある≪工作者≫の死貌- I 未公表評論集」(?)
  • 北川透 1970.09.01 「あんかるわ 特集・谷川雁未刊行評論(別号<深夜版>1)」 あんかるわ発行所
  • 八木俊樹(編) 1976.12 『無(プラズマ)の造形I 谷川雁未刊行論文集 1945-1968』 京都・八木俊樹
  • 八木俊樹(編) 1976.12 『無(プラズマ)の造形II 谷川雁未刊行論文集 1945-1968』 京都・八木俊樹
  • 八木俊樹(編) 1976.12 『わが沙漠』(詩集京都・八木俊樹
[注]
  • 編集責任者など、不明な項目がある場合は(?)とした。
  • ラボ在籍時の翻訳・再話・創作童話については → らくだ・こぶに を参照のこと。

[画像出典]