本日から近所のシニア・コースも始まり、春のルーティンが本格化。当初の見積もりより時間を費やしてしまっており、来週の準備も明日までずれ込む状況。そういうわけで、少しだけ残った電車読書を片付けておく。小宮山氏は1980年に岐阜大学農学部助手となり、研究室の専好生(著者の造語)とともに実施してきた美濃・飛騨の二次林4ヶ所・原生林2ヶ所の調査記録をまとめたもの。全体の植生図を作成した上で、100m四方の調査区を設定、そのなかの樹木のサイズ・年齢を測定し経過観察、聞き取り・文献調査を実施、それらとデータ分析で森の来歴を明らかにするというのが方法論とのこと。それにより軍馬の放牧地、鉱山に伴う炭焼き、明治維…