逐語記録というのは、カウンセリングのときのやりとりを録音し、カウンセリング終了後その録音聞き返して、特に重要と思うやりとりの部分を一言一句漏らさないように文字におこすこと。その時、言葉以外の非言語的なことも記述する。 カウンセリングのときのやりとりを録音については、クライアントへ使用目的の説明し、クライアントの許可を得る。
昨年の4月から受講していた2023年度のフォーカシング・クラスが、先月無事に終了しました。 初めての逐語記録検討や、学生時代以来数十年ぶりのレポート課題など、なかなか大変でしたが、その分とても充実した1年を送ることができました。クラスでは、継続して何年も学んでいらっしゃる方と、私のように今回が初めてという受講生が4:3くらいの割合だったので、フォーカシングの大切な要素である「相互作用」も大いに働いていたと思います。 クラスもあと1回を残すだけという時期に、受講生のお一人が「先生に感謝の花束を贈りませんか?」とご提案くださり、その後のお取りまとめまで引き受けてくださいました。おかげさまで、感謝の…
ACCNでもこの2月末までスーパービジョンが提供されていました。 キャリアコンサルタントの人たちがスーパービジョンを受けることを 普通にしていき、キャリアコンサルタントの質向上を目指す取り組みでした。 これだけ資格保持者が増えた今、次の課題としては避けられないことかと思います。 ただしスーパービジョンはどこか怖い、とか敷居が高く 感じられている方が多いことも事実です。 私はなるべく早い段階からスーパービジョンは受けた方が確実に実力は 伸びると思っています。 またそれだけではなく、キャリアコンサルティングの面白さ、奥深さにも 早く気づいていただけるものだとも思っています。 例えば技能士対策や各種…
【授業研究】2つの必要性が出てきました。1つは対面で質疑応答した内容を、文章化するのに、難儀していることです。2つは全部証拠を残しておかないと、不安な相手が出てきたたための自己防衛策です。 昨日(12/22金)に届いた直後に、Zoom会議があったので、さっそく試用。PCの前に置いておいただけなのですが、見事に録音&文字起こし。 メールで送られてきた全文文字起こしは漢字変換も含めてほぼ完璧。話者設定もワンタッチで終了。これはダイジェストや補足を文章化するのにとても役に立ちそうです。原稿を口述筆記することにも使えそうです。昔、カウンセリング勉強のためにテープレコーダーの録音を基に、「逐語記録起こし…
こんにちは、はるです。 いよいよ、第25回【国家資格】キャリアコンサルタント試験が、 近づいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか? 私は、第23回の試験にて、実務経験枠で受験をし、 筆記試験、実技(論述・ロープレ)共に1回で合格をさせて頂きました。 お その際の勉強方法、やり方などをお伝えさせていきたいと思います。 今回は、 「キャリアコンサルティング協議会・日本キャリア開発協会のどちらで受験すればいいのか」を書いていこうと思います。 試験は2つの団体で行われている 現在、「国家資格 キャリアコンサルタント」の試験については、指定を受けた2団体が行っています。 これって、結局どっちで受け…
約1年間のフォーカシング・オンラインクラスを受講していますが、7月下旬から「逐語検討(ちくごけんとう)」という課題に取り組み中です。 まずは、受講生同士で別々の相手とペアを組み、それぞれ2回ずつ、計4回のフォーカシング・セッション行います。リスナー(傾聴役)のほうがそれを録画または録音し、セッションのなかで検討したい部分を20分ほど選んで、音声ファイルを元に逐語記録というものを作成するのです。 逐語記録では、話された内容は一言一句、あいづちの「はい」とか「うん」や、「えーと…」という言いよどみまで書き表します。また、言葉が途切れている箇所は(沈黙〇〇秒)、目立った感情の表出や身体表現があれば、…
2022年2月20日に開催した「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」セミナーの記録の編集を続けてきた。やっと最終稿を仕上げるところまでたどり着いた。 「冊子にする」ことを平木先生から提案いただき、取り組み始めて一年半という時間がかかった。 プロにお任せするのではなく、主催した3人で手分けして取り組んだ。 逐語記録や編集に詳しく、仕事が早いMさん、編集も詳しいけれど、1つのカタチに仕上げていくプロセスの労力を気前よく引き受けてくれたNさん、そしてわたしは、編集作業が詳しくないので、専ら修正箇所を見つける役目を引き受けた。 役割を分担しながら、それぞれの持てる力を活かし、たまにはアイ…
国家資格キャリアコンサルタントを 受験される皆様は キャリアコンサルティング技能検定のHPを ご覧になったことはありますか? まだ自分には早い… とお思いかもしれませんが ぜひ見ていただきたいものがあるのです。 それが、『実技の傾向』 https://www.career-kentei.org/about/learninfo/ 2021年度後期試験から、突如現れたこの項目。 面接官・採点官から見た、受検者の傾向だそうです。 その内容は 「受検者全般に、こういうところが良くなかった」 「みんなもっとこうすべきだよ」 というもの。 つまり 試験実施団体から受検者への、アドバイスなのです。 2級と、…
久しぶりのブログです。 第30回の試験に合格された方、おめでとうございます。また、未達に終わった方も2級は年2回の試験がありますので、次にチャレンジしてくださいね。 さて、今日は採点官から観た受検者の傾向から、論述問題におけるポイントをお伝えしようと思います。 問1 逐語記録は、一見簡単そうに見えますが、要点をまとめる書き方ができなければなりません。点数に差がでてしまうのは、相談者の発言を転記するだけになっている方です。 問2 CC視点の問題です。2020年度より試験範囲の細目がレベルアップされてから、常にお伝えしておりますが、最初からCC視点の問題を「自己理解不足」「仕事理解不足」「コミュニ…
3月から継続しているカウンセリング力アッププログラムは 来週の回で傾聴についてはいったん終了します。 www.mutsumikawabata.site 次の7月9日からは 問題把握のための関わりです。 基本的にクライエントを理解し続ける という視点は維持しつつも、クライエントの問題を解決するためには 傾聴だけではなく対話の技術も重要になります。 傾聴レベルをさらに高め、対話していくための重要な プロセスについて、7月からはみなさんと学んでいきます。 7月8月はまずは逐語記録を元に分析していき、 考え方、捉え方を学んでいただきます。 応答で練習する前にまずはじっくり頭で考える時間は 非常に重要で…
今日は朝から同窓会の資料作りや印刷作業をして、帰ってきた父親に業務をバトンタッチした。 次に、叔母の家へ引き出物を持っていき、高松にて靴や服を見に行った。 その後、電話相談の逐語記録をして、晩に相談のシフトへ入った。 どうにか今日まで三日間の忙しない日を終えた。 あとは明日の同窓会&飲み会を終えれば、一息つける。 明後日2件のお参りが終われば、来週の頭は葬式が入らない限り、予定通りゆっくりできそうだ。 今のところ、体力が温存できている。 明日も楽しもうと思う。
【授業研究】昔々、私がカウンセリングを学んでいた時はロールプレイをした後の「逐語記録起こし」は大変でした。カセットテープ(知らない若い人もいるかも‥)のテープレコーダーを使って録音し、それを少しずつ再生しながら、書き起こしていました。1時間分を書き起こすのに何時間もかかりました。 今回はZoomの録画を基にしました。私が使っている動画編集ソフトの「字幕生成」の性能も向上したので、これを使いました。以下の手順で編集しました。①画面下に音声の字幕を挿入。 (背景の会話も字幕が拾ってしまうのでこれを削除するのが大変でした(-_-;))②右上と左下の2人の画面を隠す。③ついでにロールを示す。(校内で喫…