大阪府大阪市東住吉区の長居公園内にある陸上競技場。命名権導入以前の通称は「大阪長居スタジアム」。
1964年開場。1997年第52回国民体育大会(なみはや国体)の主競技場とするため、1992年から1996年にかけて全面改修工事が実施され、現在のスタジアムとなった。
大阪市が所有する施設で、指定管理者として長居公園スポーツみどり振興グループが運営管理を行っている。
日本陸上競技連盟第1種公認、国際陸上競技連盟(IAAF)クラス1公認。観客収容人数は47,816人。
補助競技場として長居第2陸上競技場がある。
Jリーグに加盟するセレッソ大阪のホームスタジアムで、2002年FIFAワールドカップでは日本VSチュニジア戦など3試合が行われた。
2010年8月以降は、隣接する長居球技場(キンチョウスタジアム)もホームスタジアムの一つとして利用している。大阪ダービーなど大勢の観客が見込める試合は、長居陸上競技場を利用する方向。
2007年には世界陸上競技選手権大会が開催された。
毎年1月に行われる大阪国際女子マラソンの発着点でもある。
1997年〜2010年には、毎年5月に「国際グランプリ陸上」が開催されていた。
ラグビーのテストマッチも近鉄花園ラグビー場ではなく大抵ここで行われる。
2009年以降、a-nationが開催されるなど音楽イベントが積極的に開催されるように。
Mr.ChildrenやEXILE、GLAYなど日本アーティストのツアーにも使われている。
セレッソ大阪を運営する大阪サッカークラブと大阪市が共同で、2013年11月から2014年1月にかけて、長居陸上競技場と長居第2陸上競技場のネーミングライツパートナーを公募。その結果、ヤンマー株式会社が2014年3月1日から5年間、契約料年間1億円で、施設命名権(ネーミングライツ)を取得した。命名権導入後の愛称は、長居陸上競技場が「ヤンマースタジアム長居」、長居第2陸上競技場が「ヤンマーフィールド長居」となる。