山と語り流れに思ひ 風に聞き雲と遊ぶ うるはしき心の調べ あめつちとともに 山登りやトレランを楽しんだり、はたまたバイクで気儘な旅に出かけることを肯定してくださるような言葉ですね。 この詩は、本県の上伊那郡宮田村に生まれた昭和の文芸評論家・思想家である唐木順三先生の作によるものです。唐木先生の直筆になるこの詩を刻んだ石碑が、当地の宮田中学校に大切に伝えられています。(写真) 唐木先生が生前に、宮田村の子どもたちを念頭において作詩していたものと伝えられています。唐木先生が七十六の御年にお亡くなりになったとき、ご遺族から中学校へと贈られた石碑であるそうです。宮田中学校の学校関係者はもちろんのこと、…