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東方風神録

ゲーム

東方風神録

とうほうふうじんろく

博麗神社。幻想郷の東の境界にある寂れた神社である。

 里居を忘れた妖怪がここを寝床にしているかの様に、いつも人間以外の生き物で賑やかであった。

 妖怪の多い神社に人間の参拝客など居る筈もなく、神社におわす神様は信仰心不足に悩んでいた。


 ――そんな神社にも転機が訪れたのである。

正式名「東方風神録 〜 Mountain of Faith.

同人ゲームサークル・上海アリス幻樂団が製作した弾幕シューティングゲーム東方Project第10弾。

『原点に戻る』という意味で、タイトルは第2弾の「東方封魔録」を模したものとなっている*1


2007年5月4日にZUN氏のBlog「博霊幻想書譜」にて発表。

2007/8 コミックマーケット72にて頒布。2007/9中旬に書店委託開始。


実に3年ぶりに製作されたゲームで、システムは3部作に比べて大幅に(というか全く)変更された物になった。システムの項で詳しく解説する。

全体的に和風に仕上がっており、背景はとても綺麗。和風が好きだと、プレイしていてとても楽しい。


このゲームの為にZUNは取材を行ったらしく、神奈子のスペルカード中の背景はそのまま諏訪大社であったり、風祝*2という実際に神職のキャラが存在したり。

一度、諏訪地方へ聖地巡礼に行ってみると良いかもしれない。その時には諏訪大社へ参るのを忘れない様に。諏訪大社では大不評*3絵馬増殖中である。地元の方に迷惑を掛ける様な事は死んでもしない事。


システム

前述した通り、これまでの物とは似ても似つかないシステムとなっている。


  • パワーアップ

パワーアップにより自機が強化されるのではなく、オプションが増えるシステムになった*4

これまでの128カウントでは無く、0.05刻み、最大5.00というカウントになった。アイテムを取得しながら強化していくのは今までと変わらない。この変更は、自機の強化段階を分かり易くする事、そして後述する「霊撃システム」によるものである。


パワーアップアイテム(小)で0.05、(大)でちょうど1.00増え、パワー1.00につき1つのオプションが追加され、合計4つまで増える。じゃあ残り1.00は?→次項で解説。


  • 霊撃

本作では、スペルカードを忘れてきたが廃止され、代わりに「霊撃」を繰り出す。

使用すると自機が一定時間無敵になり、弾消しが発生するのは変わりないが、弾は発動した時に射出される結界に触れた物しか消せない。

因みに、喰らいボムのシステム自体は無くなっていない。


また、従来の様なボム数カウントは無く、自機のパワーを消費する仕様になった。霊撃を撃つとパワーをちょうど1.00消費し、オプションが1つ減る。1.00を下回るまで霊撃が撃てるが、アイテムを取って再び強化すればまた撃てる様になる。自機パワーが最大値の5.00の時だけ、1回だけオプションを減らす事無く撃てる。


因みに、敵は従来通りスペルカードを使用してくる。


  • GRAZE

今作ではグレイズが無い。

ただし、カスり音自体は鳴る。「死に音」とでも言いたいのだろうか。

この仕様に関しては相当の反発があったらしく、地霊殿では何事も無かったかの様にちゃっかりと*5復活した。


  • アイテムの吸い寄せ

低速移動したままアイテムに近付く事で、アイテムを自機に吸い寄せる事が出来る。

これにより、弾幕を潜り抜けるという危険を冒してアイテムを無理矢理取りに行く、或いは捨てるという状況が少なくなった。


余談だが、高速移動時でも吸い寄せは出来る。が、相当近付かなければならない為、あって無い様な物。つまり、正確には低速移動により吸い寄せの範囲が広がる、という仕様の様である。


登場キャラクター


楽曲


東方花映塚 東方地霊殿

*1:念の為言っておくが、ストーリー、設定等の関連性は全く関係無い

*2:かぜほうり、と読む。うんまあ、普通に生きてればまず読めない漢字。かつて諏訪大社に置かれていたという、風を鎮める役割を持つ神職の人。つまり、厳密に言えば早苗さんは巫女ではない

*3:主に普通の人から

*4:これにより、自機から直截射出されるショットの変化は無くなった

*5:本当にちゃっかりと

*6:読みが「いなだひめ」か「くしなだひめ」かで分かれる。日本神話上正しいのは「クシナダヒメ」の方だが