八木・宇田アンテナ

八木秀次が1926年に発明した指向性のあるアンテナ。放射器の前後に反射器と複数の導波器を置いて利得を上げることを特徴とする。

家庭の屋上などにある鋤状のUHFテレビ受信用アンテナが「八木・宇田アンテナ」である。

当時の学閥支配の横行する状況では、東北帝国大学研究者である彼らの発明は無視された。鹵獲(ろかく)した敵軍航空機のレーダーに使用されていたのを見て初めてその存在に気付くほどであった。

特許申請を八木が単独で行ってしまったため、ながらく八木の発明として知れ渡っていたが、実用化研究をしたのは宇田新太郎である。近年になり、連名で表記すべきであるという運動をしている者もおり、本記事はそれに従っている。