チュンソフトより2001年7月27日に発売されたゲームボーイカラー専用ダンジョンRPG(ローグライクゲーム)。
風来のシレンシリーズの一つで、携帯機向けの作品としては『不思議のダンジョン 風来のシレンGB 月影村の怪物』に続いて第2弾となる。
2008年11月13日には、セガよりニンテンドーDS版『不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 砂漠の魔城』が発売された。
異国情緒溢れる城下町イルパと、砂漠にそびえ立つ異形の“魔城”が舞台。砂嵐の舞う砂漠で力尽き倒れたシレンとコッパは、牢屋に囚われてしまう。領主の娘であるアテカ姫の手引きで脱出したシレンたちは、魔城にまつわる事件と領主の豹変の謎に挑んでいくことになる。
一応のエンディングを迎えた後も、ワナを利用して進んでいく「天下一ワナ道会」や肉を活用して進んでいく「トンファンの穴」、モンスターを倒しても成長しない「壷の洞窟」など多彩なダンジョンが待ち受けている。
シレンと行動を共にしてくれる仲間として、目潰しのお竜、シレンの弟を自称するペケジ、タンスのマーモ、モンスターの肉を投げるとそのモンスターの特技を覚えるンフーなどが登場する。
本作で風来救助システムが初めて実装された。通常、ダンジョンの中で倒れてしまうと、アイテムやレベルを失ってしまうことになるが、他のプレイヤーがその地点に到達することで、ダンジョン内で倒れる前の状態で復活できる。通信ケーブル、あるいはパスワード交換で救助が行える。