美術評論家。1975年東京生まれ。「美術手帖」、「artscape」、「esquire日本版」、「共同通信」、「high fashion」、「STUDIO VOICE」などに寄稿する一方、東京のギャラリーマキにて連続企画展「21世紀の限界芸術」をキュレイション。単著に『今日の限界芸術』、共著に『フィールド・キャラバン計画』、『ビエンナーレの現在』。現在、BankART Schoolで「アートの綴り方3」を開講中。
artazamino.jp 2019年8月31日。 他県に住んでいる人にも開かれているので、ありがたい場所。今回は、美術手帖の美術評論で賞をとって、デビューした美術批評家で、受賞作品を読むたびに、やっぱり無縁の世界ではないかと思ったりもするのだけど、それでも、今回、その講座の会員登録もしているし、五百円の講座料で聴けるということで、1ヶ月以上前には予約をしたのは、けっこうたくさんになってしまうのではないか、と思って、予約をして、当日は、気がついたら、その日になっていた。 髪の毛をうしろで一本に束ねている人と、講座の前にトイレが一緒になって、この人かと思ったら、福住氏だった。午後2時になったので…
『公の時代』 卯城竜太(Chim↑Pom) 松田 修 https://amzn.to/3WIgApZ 「公の時代」。タイトルが硬い。内容の説明にもなっている長いサブタイトルも、難しく感じる。だけど、ちょっと読み始めると、ダウンタウンの漫才が、“チンピラの立ち話”と言われたという伝説があるが、そのニュアンスと近い会話に思えてくる。 卯城竜太(うしろ・りゅうた)と松田修(まつだ・おさむ)。 2人のアーティストが、かなり率直に話し合っていて、ただ、そのフランクさと裏腹に、今の時代の表現の自由に関しても、実は本質的に話をしているから、様々なことへの洞察力の鋭さも感じる。それは、2人とも切実に作品を制作…
最終更新:2024年2月29日(最新の更新箇所は赤字で記載)前回更新(2023年5月27日)の更新箇所は青字で記載。補足:・自分が現在把握している資料をざっと洗い出したところ、まだまだ多くの資料があるため、今後少しずつ更新して充実させる予定です。・部屋の中で自分の身体の近くにあって、ある程度記述内容の真偽を確認できた順に資料の情報をUPしていきます。UPする資料情報の順番について、その他に特別な意味はありません。・本関連資料一覧を作成する上で、上原誠一郎氏提供の労作「ダダカン関連書誌」(管理番号:O-IK-2008-003)が大いに参考になりました。上原さんのご尽力に敬意を表すと共に、感謝を申…