伝説のクソゲーのひとつ。
ファミコンがたけしの挑戦状ならスーパーファミコンはこれが君臨するであろう。
漫画家、相原コージが監修しているらしい。
世界征服を目論むマカマカ団とかいうのをブッ潰す冒険活劇だったような気がします。
いきなり主人公(デフォルト名はコルム)の両親を含む町の人々がミジンコにされるというオープニングイベント。
ショッパナから笑かしてくれるところは、ガイアセイバーのようなライトタイプのクソゲーにはないところだ。
次のイベントで乗り込んだジェット機だったか何かが墜落。南国城とかいうところへそこで唐突にその城の姫、地球外生物シンシアのムコになるハメに。
そのあと愛媛みかんのダンボールを身に着けたニヒルな男、ジョニーが助けてくれ、城を脱出。
そのあと、バグリまくりのダンジョンに苦労させられまくり、屁こいて攻撃するグルメ姫やKONISHIKIなど歯牙にもかけない腹のオオグイ大王とかいうのを倒させられ、ウルトラマンとキャラが被るけど常に泣いているウルウルボーイや、顔の骨格が明らかに常人でない板前のマサらがついてくる。
女になるわフルチンにさせられるわ、地球外生物と再会させられるわ、果てはババアの張り手で空を飛ぶわ。
このバグワールドを旅していると神経がズダズダにされてしまいそうです。
つーか、オレがコルムだったら廃人になってます。
そんな中で唯一の慰めはヒロイン(デフォルメ名はエル)でしょう。他のキャラの顔がアレなので、実際よりいくらかかわいく見えるし、何より唯一まともな性格ですから。
しかしそんな彼女がゲーム終盤近くで洗脳されて外れ、パーティーに変態しか残らなくなった時には、オレはマジで断念しようかと思いました。
それでも後のイベントでエルを正気に戻し、パーティへ復帰。
外れていた他の変態共まで加わりましたが。
かくして、まともな主人公とヒロインは、残りの変態共をひきつれ、敵の首領・マカマカ博士を退治に向かうのでした。