「位なきを患へず、立つ所以を患へよ」ー安岡正篤『朝の論語』より 令和三年四月五日(月) 「子曰く、位なきを患へず。立つ所以を患へよ。己を知らるること莫きを患へず。知らるべきを為すことを求めよ」(『論語』里仁第四) 5年ぶりの苦境に立たされている。人間の裏面も見せられた。嫌な態度も取られた。何よりそんなことに左右される自分の境遇が情けない。 自分が見た人々は、世界情勢や思想に興味がなく、全く自分の周りのことだけしか知らない。それでいて年功序列。そこに長くいるか、業務知識を知っているだけの人たち。敬意の念など湧いてくるわけがない。キャパの小さい人たち。 こんな人たちに人生左右されるのか? なぜ自分…