ニブロール主宰。 ダンサー、振付家として活動している。 2004年以降、「ミクニヤナイハラプロジェクト」として演劇にも参戦。 ニブロール公演のなかでも、「コンテンポラリーダンス」という枠に収まりきらない上演を行っている。 ちなみに、矢内原忠雄とは親戚関係。
ブログ「矢内原美邦の毎日が万歳ブログ」。
ミクニヤナイハラプロジェクト「船を待つ」@吉祥寺シアター ▷東京公演 2024年 3月23日(土)~31日(日) 吉祥寺シアター ◉矢内原美邦が描く現代版「ゴドーを待ちながら」 船を待つ人々の異なる想いが交差し、時のなかで運命の出会いや別れが紡がれる。永遠の船着場で彼らの孤独は謎めいた方向へ向かっていく。◉ミクニヤナイハラプロジェクト最新作! 昨年12月大阪の扇町ミュージアムCUBEで初演を迎えた本作をさらにブラッシュアップし、音楽にTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDの石川智久氏、映像美術に高橋啓祐を迎え、さらに東京公演バージョンとして新たな俳優陣も加わり、大阪公演の…
ミクニヤナイハラプロジェクト「船を待つ」@吉祥寺シアター ミクニヤナイハラプロジェクト「船を待つ」@吉祥寺シアターを観劇。矢内原美邦が描く現代版「ゴドーを待ちながら」という触れ込みだが、実は最初は「ゴドーを待ちながら」そのものを上演したかったらしいが、キャストをオリジナルから変更して女性にしようとしたら、著作権保有団体から上演許可が得られなかったらしい。同団体からは上演をベケット作品ではなく、オリジナルの脚本で行うのであれば上演は可能だという許可が得られ、それで「ゴドーを待ちながら」にインスパイアされながらも完全に矢内原美邦オリジナルの脚本で「船を待つ」として上演することになった。 「ゴドーを…
第68回岸田國士戯曲賞最終候補作品決定 第68回岸田國士戯曲賞の選考会が2024年3月1日金曜日・午後5時より東京神保町・學士會館にて行なわれます。なお同賞は昨年度より公益財団法人 一ツ橋綜合財団の後援を受け、「白水社主催・公益財団法人 一ツ橋綜合財団後援」の体制にて運営されております。 選考委員は、市原佐都子、上田誠、岡田利規、タニノクロウ、野田秀樹、本谷有希子、矢内原美邦の各氏(五十音順、敬称略)です。 本年度の最終候補作品は下記の8作品となっております。 今年も私が個人的に絶対これが入らないのはおかしいと思っていた宮崎玲奈 「ことばにない」が最終候補作品に入っていないことに落胆は隠せない…
Xstream project 1 Soul Hunter 構成・演出・振付:北村明子 北村明子のことは以前に主宰していたレニ・バッソ時代から高く評価していて、勅使川原三郎、矢内原美邦らと並んで日本を代表する振付家・演出家だと考えてきたが、今回の「Soul Hunter」もその期待に違わぬ作品だった。 北村はレニ・バッソ解散後、ソロプロジェクトとして主として、東南アジアなどアジア圏のダンサー、音楽家、共同製作者らと作品制作に取り組んできた。今回もフィリピンにフィールドワークに入り、 構成・演出・振付:北村明子2023年11月3日(金・祝)~11月5日(日) 会場:シアタートラム狩猟と憑依の奇妙…
バストリオ『一匹のモンタージュ』リクリエーション@こまばアゴラ劇場 バストリオの名前は以前から知っていて公演にも何度か見に行っているはず*1だが、調べてみると前回に見に行ったのが早稲田どらま館での公演(2017年2月)*2であるから、6年ぶりということになる。「一匹のモンタージュ」は再演(リクリエーション)ということになっているが、SCOOLでの初演は見ておらず、今回が初めてである。 バストリオは演出家/映画監督の今野裕一郎が主宰ではあるが複数のパフォーマー・アーティストによる共同創作を行う集団となっている。こうした形態の集団には古くはダムタイプ、最近では矢内原美邦らによるニブロールの例もある…