本日は、日立製作所で幸せを研究している矢野和男さんの著作「予測不能の時代 ー データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ ー 」の解説です。あと10年もしないうちに、政府の政策、企業の製品、個人の働き方全てが、測定される幸福度を基準にして判断する時代が到来するのだろうと思いました。幸せになりた人(全人類?)にぜひ読んでほしい1冊です。 人類の最上位目的=幸せ 著者の矢野さんは、20年日立製作所で半導体の研究をしていた中、事業撤退によって次の仕事の選択を迫られた中、人生の目的に立ち返り、「幸福」こそが人間にとってブレな唯一の目的であると考え、テクノロジーによって幸福を追求するという仕事に舵を切…