9割が見落とす"幸せの誤解"とは？ 9割が見落とす"幸せの誤解"とは？ はじめに：あなたも感じている、あの「静かな虚しさ」 朝、目覚ましが鳴る。いつもの通勤電車に揺られ、オフィスでパソコンに向かう。仕事はそれなりに順調。給料も悪くない。休日には友人とカフェで談笑し、SNSには「充実した日常」を投稿する。 でも、夜、一人になると——。 「なぜか、心の奥が満たされない」 そう感じたことはありませんか？ 仕事もある。友人もいる。健康にも問題はない。客観的に見れば「恵まれている」はずなのに、心のどこかに小さな穴が空いているような、そんな感覚。この記事を読んでいるあなたも、もしかしたら「9割のうちの1人…

こんにちは。経営ジャーナリスト・中小企業診断士・講師の瀬戸川礼子です。 2025（令7）年11月のおついたちは大阪で迎えました。出張を機に松本加奈子さんとランチして、神社を巡りました。 御霊(ごりょう)神社にて。厄除け・縁結びの神様です。 狛犬がゴージャスでした 加奈子さんはクオリティ・デザイン・ラボ代表で、元リッツカールトン大阪のクオリティマネージャー。20数年前に取材で出会って以来のご縁です。 いまは私たちはそれぞれ、研修講師も行っているので大切にしていることなどを語り合いました。 さわやかな加奈子さんと、青空と風。素敵な11月の始まりです。 毎月神社におかれている短冊「生命の言葉」は大阪…

自分磨きという行為は、一見「自己実現」の手段に見える。しかし哲学的に考えると、その根底には大きな矛盾が潜んでいる。自分を磨くということは、「現状の自分は不完全で、価値が低い」という前提に基づき、それを改善する努力を意味する。しかしここで立ちはだかる問いがある――「誰の価値基準で磨くのか」という問題だ。 たとえば、ジムに通い理想の体型を追い求める人。資格を取ってキャリアアップを目指す人。毎日自己啓発書を読み、習慣改善に励む人。美容に気を配り、SNS映えする生活を心がける人。どれも一見「自分のため」の努力に見えるが、実際には「周囲にどう見られるか」「社会が求める理想に沿うべきか」という外部の価値基…

幸福と不満が共存する理由を3分で解説 幸福と不満が共存する理由を3分で解説 はじめに 朝起きて、カーテンを開ける。 仕事もある。家族もいる。健康も、まあまあ。 なのに——心の奥底に、名前のつけられない「虚しさ」がある。 「私、贅沢な悩みを抱えているのかな？」 そんな風に自分を責めたこと、ありませんか？ 実は、この「幸福なのに満たされない」という感覚は、あなただけのものではありません。むしろ、現代を生きる多くの人が抱える、極めて自然な心の状態なのです。 この記事では、その矛盾の正体を3分で解き明かします。 そして最後には、あなたの中にある「幸福の欠片」を再発見する方法をお伝えします。 1. 幸福…

こんばんは、ジ・アーロです。 今日も生き延びました 以前ブログでも書いたと思いますが 自分は大学時代が一番楽しかった部類の人間です 社会に出ると 「学生の頃より働いている今の方が充実している」 「社会人の方が楽しい」 という声を時々目にしますが、自分はそれと真逆の存在です あの頃より確かにプログラミングや仕事の仕方など、出来ることや知識は増えました ただそれは組織や事業の視点から見た時にはありふれた予定調和で 大した成長などとは到底言えないし、評価もされないなと思っています 何よりそれを得るためにメンタルとか時間とか、差し出す代償が多すぎたなと 実際付き合っていた彼女とも別れ、10年近くうつ病…

幸せな瞬間はどんなときだろうか？ わたしは家族と過ごしているときや漫画を読んでいるとき、旅行のときも 幸せと感じる。それは十人十色で人それぞれ違うはずだ。 しかし、生物学的には定義するなら「幸せ」とは「死なないこと」だ。 自然界では生物は食べられたら終わり。だから、食べられないように 強くなったり、数を増やしたり、擬態して身を守るのだ。 人間も生物なのだから、死を感じるときが不幸に感じ、逆に死から遠ざかるときに 幸せと感じる。例えば、昔、孤独は群れを追い出され一人で生きていかなければ ならなかったので死に直結したため不幸だのだ。失業や失敗は無能をアピール することになり、社会に貢献できないため…

私たちは生きるこということを、食べ、働き、遊び、人と関わり、眠るというサイクルの中で望みや目標を実現することの連続であると捉えている。表面的にはその通りなのだが、そうした生活様式の構築や目標の達成自体に幸福があると思い込んでいる、つまり真の幸福と快楽を勘違いしているために、常にそこには葛藤が付き纏う。 そうした様式や目標はカタチであるがゆえに、常に条件付けられているからだ。人々はその条件との闘いに振り回され、苦悩する。いわばカタチに隷属しているのだ。 本当に生きるとは真の解放の中にあり、それはこれらの条件付け、隷属状態から完全に自由になることを意味する。 それは決して、様々なカタチに付随する条…