釈迦牟尼(しゃかむに)によって広められた宗教で、主に中国、チベット、モンゴル、朝鮮、日本、スリランカやタイなどのアジア圏を中心に伝播し、近代以降は欧米諸国にも広まった。英語では Buddhism ブッディズム。
基本的には、人生を苦ととらえ、修行によって自分を苦から解放し、悟りを得て解脱することを目標とする。仏陀(Buddha)とは覚者(目覚めたもの)、つまり「悟った者」の意味がある。
また、仏教は歴史を通じて思想、哲学、芸術等 諸文化の形成などにも大きく貢献してきた。
大乗仏教と上座部仏教(以前は小乗仏教と呼ばれていた)に分かれる。
日本では、浄土真宗、浄土宗、真言宗、禅宗、臨済宗、法華宗(創価学会、日蓮正宗、顕正会など)等が挙げられる。
中国では、儒教・道教と並ぶ三教のひとつとされる。