信託銀行等が外国企業が本国で発行した株式の預託を受けて発行する証券のこと。これを証券取引所に上場することにより、外国企業は直接上場せずに第三国での資金調達が可能となる。上場した国の証券取引所では上場した通貨によって預託証券を売買することができる。中国やインドなどの企業は自国の規制で海外市場に上場できないケースがあり、預託証券制度を活用して欧米の株式市場に上場する企業も出てきている。
26日の香港市場は反落して始まるか。前日はハンセン指数が4日続伸し、終値ベースで昨年11月28日以来の高値を連日で更新しただけに、利益確定売りが出やすい。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの観測が広がり、投資家が運用リスクを取りにくくなるだろう。25日発表の米経済指標がインフレ圧力の根強さを示し、米長期金利の指標である米10年債利回りは前日比0.06%高い4.70%で終えた。 2024年1-3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率1.6%増と、市場予想(2.4%増)を下回った。一方、個人消費支出(PCE)物価指数でエネルギー・食品を除いたコア指数の伸びが前期比…
25日の香港市場は上値の重い展開か。ハンセン指数は前日まで3日続伸し、終値で2023年11月28日以来およそ5カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなりそうだ。また、4月30日-5月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えており、様子見ムードが強まる可能性もある。 一方、ブリンケン米国務長官が24日午後、上海に到着した。王毅外交部長との会談が予定されているほか、習近平国家主席と会談する可能性も報じられており、米中関係の改善が期待される。 24日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が小幅に反落した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は小幅に3日続伸した。低価格EV…
「日経平均株価予測:3万8000円から3万8500円のレンジで推移か」 25日の東京株式市場は、前日の反落に続き、横ばいの展開が予想されます。日経平均株価は、直近3日間で急騰した後の調整や、前日の米国株式市場が上値の重さを示したことから、売りが先行する見通しです。為替相場では、ドル・円が1ドル=155円台前半(前日は154円89銭から91銭)、ユーロ・円が1ユーロ=166円台前半(前日は165円54銭から58銭)で円安傾向が続いています。ドル・円が心理的なラインである155円を突破したことで、政府や日銀による円買い介入の警戒感がありますが、輸出関連銘柄はそれを支えることが期待されています。24…
24日の香港市場は続伸か。中東情勢悪化への懸念後退で前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎそうだ。米4月S&Pグローバル製造業・サービス部門PMI速報値が予想を下回り、米長期金利が低下したことで香港市場でもハイテク株を中心に買いが入ると予想する。23日のNY債券市場で長期金利の指標となる10年物米国債利回りは前日比0.01%低い4.60%で終えた。 業績を手掛かりとする個別物色も引き続き活発だろう。きょうはハンセン指数構成銘柄の香港証券取引所(00388)と中国海外発展(00688)が2024年1-3月期決算を発表する。 もっとも、ハンセン指数の前日終値は11日以来の高値だっただけに、買い一…
23日の香港市場は米株高の流れを引き継ぎ、買いが先行するか。イスラエルとイランが報復合戦に陥る公算は大きくないとの見方から地政学的リスクへの警戒感が後退し、買い直しの動きが続きそうだ。前日のNY市場で先週大きく下落したハイテク株が買い戻され、相場を押し上げたが、香港市場でも大型ネット株への買いが波及すれば、地合いの改善につながる可能性がある。 決算発表や業績見通しなどの個別材料が出た銘柄の売買も引き続き活発になるだろう。前日大引け後に万洲国際(00288)やチャイナ・モバイル(00941)、紫金鉱業集団(02899)などが2024年1-3月期決算を発表した。きょうはASMPT(00522)、チ…
新NISA活用してますか? インデックス投資中心で積立していたのですが、ちょっとスゴイ銘柄に気づいて浮気してしまいました。 今回は、新NISA枠で高配当米国株の配当を非課税でもらっちゃおう、というお話です。 米国高配当銘柄と課税 ここのところ(2024/04)日米とも株価が下落していますが、下落時こそ投資の機会になります。 たとえば株価が下がったブリティッシュアメリカンタバコ ADR(BTI)の利回りを見てみると、 じゅ、じゅっパーセント!年利10%だと 30万円投資したら年間 3万円もらえてしまいます。 ブリティッシュアメリカンタバコは、もとから20年連続増配だったかの高配当銘柄ですが10%…
ASLM、TSMCの決算から半導体関連が崩れてナスダックが大幅下落。そしてなぜか、ダウよりも強く連動して下がる日経平均指数と、東証グロース。 直近ではイスラエルとイランの衝突が収束傾向になっていることが株価を下支えしているが、この思惑が破られる事態になるとパニックが続くことになりそう。 円安が止まらない。節目の155円が近づき、関係者からの介入を匂わせる記事が出ているが、中長期的には米金利の利下げが予想通りに実施されるかどうかのほうが影響が大きいので、介入とそこからの変動には一喜一憂しないでおく。 円安局面にもかかわらず、外資IT企業から国内AIインフラ関連への投資が立て続けに発表されている。…
週明け22日の香港市場は上値の重い展開か。米連邦準備理事会(FRB)よる利下げ開始の時期が不透明ななか、米長期金利の上昇に伴いハイテク株の売り圧力が高まる状況は続くだろう。ただ、イスラエルがイランを直接攻撃したことで中東情勢の緊迫化が警戒されたものの、19日の欧米市場ではリスク回避の売りが強まらなかった。報復合戦に陥る公算は大きくないとの見方が広がり、過度なリスク回避の動きは和らぐと予想する。 決算発表や業績見通しなどの個別材料が出た銘柄の売買が取引の中心になりそうだ。きょうはハンセン指数の構成銘柄の万洲国際(00288)、紫金鉱業集団(02899)がともに2024年1-3月期決算を発表する。…
中東がきな臭くなってきたので、世界株安の局面に入りました。 4月19日 前週比 同騰落率 4月 月間騰落 同騰落率 ドル円 154.57 1.46 1.0% 3.26 2.2% eMAXISslimS&P500 27,854 -728 -2.5% -705 -2.5% NYダウ 37,986.40 3.16 0.0% -1,821 -4.6% S&P500 4,967.23 -156.18 -3.0% -287 -5.5% NASDAQ 15,282.01 -893.08 -5.5% -1,097 -6.7% 日経平均 37,068.35 -2,455.20 -6.2% -3,301 -8.2…
中東懸念やハイテク株安で #国内株概況 #株式 #マーケット2024/4/19 11:5019日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、午前終値は前日比1260円89銭(3.31%)安の3万6818円81銭だった。下げ幅は一時1300円を超えた。取引時間中としてはおよそ2カ月ぶりに心理的節目の3万7000円を下回った。前日の米ハイテク株安を受け、値がさの半導体関連株などに売りが膨らんだ。さらに日本時間午前、中東情勢に関する報道が伝わると、幅広い投資家によるリスク回避目的の売りが加速して株安に拍車がかかった。 中東の複数のメディアは19日午前、イラン領内の複数の場所で爆発があったと報じた…
19日の香港市場は反落して始まるか。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの観測が広がり、投資家が運用リスクを取りにくいだろう。18日発表の米経済指標が景気の底堅さを示した上、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁などFRB高官からタカ派発言が相次ぎ、利下げ期待が一段と後退。米長期金利の指標である米10年債利回りは前日の4.58%台から4.63%台に上昇した。 中国と米国の対立激化への懸念もくすぶる。ロイター通信によると、米政府から圧力を受けたメキシコ政府が今年1月、電気自動車(EV)メーカーのBYD(01211)に同国進出を促す優遇措置を提供しないと通告した。一方、米通商代表部…
18日の香港市場は軟調か。米中の対立激化や中東情勢の緊迫化などを警戒し、香港市場でも売りが広がりそうだ。米国のバイデン大統領は17日、中国から輸入する鉄鋼・アルミ製品に対する関税を引き上げる方針を示したほか、中国の造船セクターに対する調査を開始すると明らかにしている。 一方、ハンセン指数は前日に小幅ながら5営業日ぶりに反発したものの、約6週間ぶりの安値水準とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが期待できるほか、中国政府が相次いで景気対策を打ち出していることも引き続き支援材料となりそうだ。 17日のNY株式相場は下落。3指数とも上昇して始まったものの、プラス圏を維持できず戻り売りに押さ…
17日の香港市場は続落して始まるか。前日のNY市場で、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が遅れるとの見方からハイテク株が売られた流れを引き継ぎそうだ。米長期金利の上昇も重荷となるだろう。指標となる米10年債利回りは16日、4.66%台に上昇した(前日は4.62%台)。中国景気の先行き不透明感も引き続きくすぶると予想される。 もっとも、前日のハンセン指数は大幅に4営業日続落し、終値は3月7日以来およそ6週間ぶりの安値だっただけに、値ごろ感に注目した買い直しが入りやすい。売り一巡後は下げ渋る展開があり得る。 16日のNY株式相場はダウ平均が7営業日ぶりに反発した半面、ハイテク株主体のナスダ…
16日の香港市場は米株安の流れを引き継ぎ、売りが先行するか。3月の米小売売上高の予想上振れを受けて米10年債利回りが一時、昨年11月中旬以来の4.66%台に上昇したことや、イランがイスラエル対して行った大規模攻撃に対するイスラエルの報復への警戒感が重荷となりそうだ。 日本時間の午前11時に発表予定の中国の主要経済指標が注目される。市場コンセンサス予想は2024年1-3月の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比4.6%増、3月の鉱工業生産が前月比6.0%増、3月の小売売上高が同4.6%増、1-3月の固定資産投資が4.1%増。結果によっては相場の波乱要因となる可能性がある。 15日のNY市場でダウ…
週明け15日の香港市場は続落か。イランがイスラエルを直接攻撃したことで中東情勢の緊迫化が警戒され、運用リスクを回避する売りが先行すると予想する。前週末のNY市場での長期金利の上昇と株式相場の下落も地合いを悪化させるだろう。 イラン革命防衛隊は13日夜、イスラエルに向けてドローン(無人機)やミサイルを発射したと発表した。イスラエル軍は14日朝、大半を迎撃したと発表したものの、中東地域での紛争拡大懸念が市場で広がりかねない。また、中国景気の先行き不安が根強いなか、中国国家統計局があす発表する2024年1-3月期の国内総生産(GDP)や3月の主要経済指標の結果を見極めたい投資家は積極的な買いを手控え…