弦楽器の中で弦を弾(はじ)くことで音を出す楽器をさす。 弦をはじくものは指、爪、ピック、撥(ばち)等がある。
具体的には、ギター、マンドリン、リュート、箏、チェンバロ等がある。 チェンバロは鍵盤を持つが音を出す仕組みの分類では、このようにギターの仲間に分類される。
Guitar. ギター
Harp. ハープ
Mandolin. マンドリン
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV1001-1006 (編曲:ハラース)フランツ・ハラース タワーレコード youtu.be youtu.be BISレーベルを代表する演奏家の一人、ギター奏者フランツ・ハラース。ハラースはスペインのバロック音楽、J.S.バッハ、武満、グバイドゥーリナ、タンゴ、ブラジル音楽など、数多くのディスクで高い評価を得ている現代最高峰のギタリストの一人です。J.S.バッハのリュート作品集(BIS SA-2285)が好評を博すなか、バッハの続編として無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全6曲を録音しました!今回もハラース自身による編曲で、…
去る2月11日(日)、おりなす八女(福岡県八女市)にて「宮田 大(Vc)&大萩康司(Gt)デュオリサイタル」が行われました。 当フォレストヒルアカデミー出身で現在の日本ギター界でトップを走る大萩康司先生と、小澤征爾氏に絶賛され、世界的に活躍するチェリスト宮田大さんのデュオリサイタルは聞きしに勝る素晴らしいコンサートでした。 このリサイタルについて当アカデミーの上野芽実先生より以下の感想をいただきました。 「撥弦楽器と擦弦楽器、同じ弦楽器でも異なる表現力を持つ二つの楽器。そして、宮田大さんと大萩康司さんの一流の音楽力、全てが見事に掛け合わさった舞台は、音楽の歓び、美しさに溢れる時間でした。そして…
Steve Lacy Trio 『Bye-Ya』 CD: Free Lance / JPR Productions FRL-CD 025 (1996) Harmonia Mundi Distribution Made in France "bye-ya" 1. The Hoot (Steve Lacy) 4:45 2. Bye-Ya (Thelonious Monk) 6:12 3. Longing (Steve Lacy) 8:46 4. The Bath (Steve Lacy) 8:54 5. Pï-Pande (Jean-Jacques Avenel) 4:45 6. Regret (…
https://www.youtube.com/watch?v=AcrRlIR9_Ew 本スクリプトの動画はこちらからどうぞ Larissa Kovalchuk ラリッサ・コヴァルチャック Bandura: The traditional Ukrainian instrument that's also a symbol of resistance INSTRUMENTAL ABC Arts (Australia) 2023/05/24 バンドゥーラ:ウクライナの伝統楽器、不屈のシンボル 「INSTRUMENTAL」(オーストラリア ABC放送「ABC Arts」より) This is my …
「他人にわかってもらえないということは、そのことを自分が十分に咀嚼しておらず、伝え方もまずかったということだ」 ―黒澤明『蝦蟇の油』― *** 本日のユリイカ。右手はアルアイレだけではなくアポヤンドをうまくつかう。そのために親指の背中がわをつかって余弦をミュートする。 やれやれ、こんな基本中の基本に気がつくのに20年以上かかるなど余程バカだが、それでも気づいたのはいいことだ。前回のつづきで『アンプラグド』の映像を観たとき、ようやく気づいたのである。 krokovski1868.hateblo.jp クラプトンは小指をボディに触れさせるスタイルなので、そのせいだろうとおもってずっとスルーしていた…
【新年の挨拶①はこちら】 ▼タツノオトシゴの子育て(ブログの枕単編) 謹賀新年。旧年中は拙ブログをご愛顧賜り、誠にありがとうございました。本年も旧倍のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。さて、後漢書の李膺伝には黄河竜門の急流を鯉が登ると竜になるという故事が紹介されており、それが「登竜門」の語源になっていますが、この変革期(竜門)に挑戦する者(鯉登り)が時代(急流)を乗り越えて未来(大河)を拓くことができるという有難い教えです。竜(辰)は十二支で唯一の架空の動物ですが、タツノオトシゴ(竜の落し子)は天上の竜が海に産み落とした子の姿のように見えることから命名されたもので(下表写真)、その近縁種…
近頃お気に入りの音楽の話。 YouTubeでおすすめに出てきたので何となく聴いたらとてもいい感じで、今は毎朝こちらを聴きながらご飯を作ったりコーヒーを飲んだりしております。 Zia Mohiuddin Dagar - Dhrupad - Raga Yaman - YouTube youtu.be 朝は少しずつ目覚めながら活動を促したいなと思っていて、これまで、ラジオ(人の声)、アンビエント系、メディテーションミュージックなど色々聞いてきたのですが、うるさ過ぎたり落ち着き過ぎたりでなかなか、いい塩梅が見つからず。 しかしこの偶然見つけた音楽は、覚醒を促しつつも同時に穏やかな感じがとてもいい。 同…
吹奏楽のたどってきた道について、具体的な楽曲というものが残っていない時代にまでひとまず遡るとして、管(打)楽器はおもにその音量ゆえに、権力者がその威を振るう必要がある場面、あるいはそこまでいかなくとも共同体の結びつきと関わるかたちで役立てられてきたことが多いとは言えるでしょう。遅くとも古代エジプトではリード式・エアリードによる笛、リップリードによるラッパが揃っており、後年の用法につながるような、軍楽としての制度的な利用も現れていました。ギリシアやローマにおいても軍楽などで金管楽器の活用がみられたほか、アウロス aulos もしくはティビア tibia(おもに二股状のリード楽器)のさまざまな用例…
19時より、下北沢アレイホールにてトルコ近現代詩の朗読イベントに参加。会を主催されたイナン・オネルさんが東大言語情報の同期であったことを直前に思い出した。ラテナイズされたトルコ語により産声を上げた近代以降のトルコの詩人たちの系譜、精神、感情の在処を鮮やかな日本語で紹介してきたイナンさんの業績を知り、トルコ語と日本語による朗読が交錯するポエジー空間に身を浸し、今宵、トルコ文学の敷居を跨いだ。そもそもなぜトルコに接近したかといえば、勤め先の高校が今年トルコの高校と姉妹校となったことがきっかけである。先方の高校生を日本に呼ぶ計画を立てていたが、残念ながら諸般の事情で今年度の来日は流れてしまった。なん…
この過去記事の最後で、 「筒美京平作曲・編曲の『魅せられて』こそ「造形の鬼」だけど、これについては別の機会に。」 と書いたのが5年前。 今が「別の機会」です。It is next time!*1 「魅せられて」 作詞:阿木燿子、作曲・編曲:筒美京平、歌:ジュディ・オング、1979年。 造形の鬼。 「雰囲気」においても超絶的だけど、特筆すべきは「造形」の、着想の突飛と、念入り。 間奏と後奏の「運命の動機」の畳み掛け(0'42"、1'31"、1'55"、2'37"、3'26")。これらがイントロから派生した、と見るより、逆にイントロが、この動機を吃らせたもの、なのではないか。 パーツとしてのメロの…
本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 来月に公演を控えていますから、練習も追い込みモード。 みなさん、意欲的に練習されている様子、嬉しい限りです。 今日の練習、一つ大きなテーマを追求しました。 拍の頭に八分休符があって、その拍の裏から音を弾くということの意味。 メンバーの多くの方が、この休符をほぼ意識しないで弾いている様子。 なので、どうしても拍の裏にある音符が実際のタイミングよりも早く弾いてしまうという問題が多発。 ここで、私はあらゆる方策を使って、このタイミングを整える作業を、今日の練習では追求したつもりです。 そうそう、みなさんは音符ばかりに気がいってしまって、案外…
おはようございます。 💿Lamp - 一夜のペーソス (2023) 👀 💿Herbert von Karajan - 9 Symphonien (1963) 第六 Lampの新譜にして9枚目オリジナルアルバム、『一夜のペーソス』聴きました。いや~~~~最高です。75分もあったのに、するりと2周目に突入してしまいました。 まず驚いたのはミックス。ほとんどの楽曲において各楽器の定位が非常に極端。60年代ステレオ初期のミキシングを参照しているものと思われます*1。左からは女性ボーカル・榊原のウィスパーボイス、右からは男性ボーカル・永井のまろやかな歌声。双方ともデッド寄りの加工で距離感が近い。加えて周…
ストレイ・キャッツのブライアン・セッツァーは教則ビデオのなかで「もしソロのときに音をまちがえたら、その音を3回連続で弾けばいい。そうしたらそれはもはやミス・トーンではなくなる」といっている。 これをどう受けとるかというのは、例によって考えかたしだいなわけだけれど、正解とまちがいとの距離は、じつは遠いようでちかいものなのかもしれず、大海の小舟のように不安定にたゆたっているものなのかもしれない。 *** ロカビリ-つながり、というわけでもないのだろうが、急にガチャガチャとでてきたのでメモ。 曲名は「らんぼうや(仮)」。パターンと運指を確立して、弦をはりかえたらまたもどってこよう。 前回のつづき。 …
インド音楽 後編です。 前編「インド音楽 前編」では簡単な特徴や歴史とラーガについて勉強しました。 後編ではインド音楽で主に使われる楽器と、リズムについて見てみましょう。 楽器 まず我々がイメージするインドの楽器と言えばシタールですが、これは13世紀にペルシャからやって来た楽器がルーツとなるものの、現在のポピュラーな地位に上り詰めたのは割と最近(18〜19世紀頃)と言われています。 演奏用の弦が7本、フレットの下側(?)に11本の共鳴弦が張られています。(共鳴弦の本数は多少増減するらしい) チューニング方法は何種類かあるようですが、よくあるのはギターで言う1弦側から順にF C G C G C …
勝手な私的三大アルバムを紹介!無知と偏見と独断で! ロケンロー! 撥弦楽器好きの私はギター・ソロをフィーチャーしたアルバムが聴きたい! でもあんまり無いのよね… (ヴォーカルが無いと売れないんでしょうね…) Shut Up 'n Play Yer Guitarフランク・ザッパロック¥255provided courtesy of iTunes そうそう、こーゆーひたすらギター弾くやつが良いのよ(1981年作品) You Know What I Meanジェフ・ベックフュージョン¥255provided courtesy of iTunes これは流石!素晴らしい!(1975年作品) Blowi…