《直面する諸課題への処方箋(しょほうせん)を競うのはもちろんだが、9年近く続いた安倍・菅政権の功罪を総括し、「負の遺産」にけじめをつけることが、国民の信頼回復には欠かせない》(9月18日付朝日新聞社説) 政治とは<処方箋を競う>ようなものではない。例えば、不確定要素の多い新型コロナ問題にどのような処方箋を書けるというのだろうか。外交も然りである。いつどのような形で起こるか分からない「有事」に処方箋を書くことなど不可能である。 弥(いや)増して問題なのは、安倍・菅政権の<「負の遺産」にけじめをつけ>ろと迫る横柄さである。「森友・加計・桜を見る会」は朝日をはじめとする反日マスコミが付けた「難癖」で…