アカデミー音響賞(Academy Award for Sound Mixing) 1930年に設けられた。カテゴリ名はもともと"Sound Recording(録音)"だったが、1958年度から"Sound(音響)"に改められ、さらに2004年度からは"Sound Mixing"に変更されている(本来なら「ミックス」あるいは「ミキシング」とした方が近い)。
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』 原題:Mission: Impossible - Dead Reckoning Part One 2023年製作/アメリカ映画/上映時間:164分/G/2023年7月21日日本公開 監督:クリストファー・マッカリー 出演:トム・クルーズ ヘイリー・アトウェル レベッカ・ファーガソン ほか 1966年から1973年まで放映されたアメリカの大人気テレビドラマ「スパイ大作戦」を映画化した『ミッション:インポッシブル』のシリーズ第7作で初の2部作になります。 主演のトム・クルーズは本作でも製作も兼任。 共演にサイモン・ペッグ、レベッカ…
一条真也です。『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』小野寺拓也・田野大輔著(岩波ブックレット)を紹介いたします。共著者の小野寺氏は1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。昭和女子大学人間文化学部専任講師を経て,現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。専門はドイツ現代史です。田野氏は1970年、東京都生まれ。1998年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程(社会学専攻)研究指導認定退学。大阪経済大学人間科学部准教授等を経て、現在、甲南大学文学部教授。京都大学博士(文学)。専門は歴史社会学、ドイツ現代史です。 カバー表紙の下部 本書の表紙には、オー…
ハマれば虜になるブラックミュージックムービーのすゝめ もしブラックミュージックムービーを敬遠していたり、敷居が高そうに感じていたりして、耳にする機会を先延ばしにしていたとしたらそれは勿体ない。独特のリズム・グルーヴは癖になるし、深入りすればするほど新たな発見がある。実は、多くの音楽や映画とつながっている優れた作品群ということがわかる。今回はそんな黒人音楽映画を読み解く、おすすめブラックミュージックムービー10作品他全50作品【永久保存版】。 目次 【黒人音楽映画】音楽映画エピソード0として源流を知る必要性とは 【黒人音楽映画】壮絶な歴史から受け継がれてきたDNAには緊急性がある 【黒人音楽映画…
目の前で繰り広げられる”神々”の壮絶な死闘。現代の神話の目撃者になれる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の解説・考察をしていく。
音を出してはいけない状況下での緊迫感あふれるホラー映画『クワイエット・プレイス』の解説・考察をしていく。
2024年ももう3ヶ月が終わってしまった… 今月も映画を観ましたので感想を書きます。 これも3回目ですが評論ではなく感想 年末に振り返るための備忘録 レビューサイトはダルいし ツイッターは振り返るのに掘らないといけないので ここにまとめています。 今月は14本。 「コットンテール」 良い映画にはリリー・フランキーがいる❗ 先立った妻からの「遺灰をウィンダミア湖に撒いてほしい」という遺言を 息子家族と叶えながら再生していく物語 「PERFECT DAYS」のときにも思ったが 外国人監督の撮る日本人映画は 純度100%の邦画と違ってこってりしていないのが良い。 人物の感情がスッと入ってくる感じ 「…
映画「オッペンハイマー」/あらすじ評価レビューと感想:🎉【米アカデミー賞 2024 受賞】作品賞ほか7冠! 評価:星3つ ★★★ 2024年 株主優待鑑賞13本目 あらすじ 感想 2024 アカデミー賞 ノミネート情報 映画「オッペンハイマー」/あらすじ評価レビューと感想:🎉【米アカデミー賞 2024 受賞】作品賞ほか7冠! 評価:星3つ ★★★ 2024年 株主優待鑑賞13本目 利用した株主優待:東京楽天地 あらすじ 第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。 これに参加した J・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾…
「南太平洋」(原題:South Pacific、1958)を再見。アカデミー賞音響賞受賞。他のノミネートは撮影賞、作曲賞。 初見の時の印象はダイナミックなファニタ・ホール(吹き替えミュリエル・スミス)の「バリ・ハイ」の曲など明るいミュージカルの印象だったが、歌唱シーンになるとカラーフィルターの色がかぶさり、暗室でフイルムを見るように画面が暗くなってしまい、今から思うとこの演出は不要であったと思う。 実際に当時の批評家の評価も、歌のシーンで美しい風景に(舞台の照明切替を意識した)様々な色のカラー・フィルターがかけられる演出は賛否を生んだという。 それはともかく、1950年代を代表するミュージカル…
1 ファンには悪いが単なるゲーム感覚の映像であって「人間」を描けていない。 2 某女性が劇場で8回 我が息子も劇場で2回。「人生で一番面白かった」と。 残念ながら「見た」であって全然「観てない」のです。 1983作品「ライトスタッフ」は正当な資質を持つ人たちです。 この作品の足元にも及ばない「トップガン マーヴェリック」。 人類初の有人宇宙飛行をめざす男たちをドキュメンタリー・タッチで描きアカデミー 4部門(編集賞、作曲賞、音響賞、音響効果賞)に輝いた感動のドラマ。 ロケットの弾道飛行に成功したアメリカは、次いで、有人宇宙ロケットを新たな目標として掲げていた。それに選ばれたのは、空軍パイロット…
映画「12日の殺人」を観た。 2019年の「悪なき殺人」で世界中の評価を高めた、フランスのドミニク・モル監督にヒューマンサスペンス。ポーリーヌ・ゲナによる2020年のノンフィクションをもとに、ドミニク・モル監督とジル・マルシャンが共同で脚本を手がけ、当時21歳の女性が生きたまま焼かれたという凄惨な殺人事件を描いている。2023年の第48回セザール賞では、「作品賞/監督賞/助演男優賞/有望若手男優賞/脚色賞/音響賞」の最多6冠に輝いた。本作は”未解決事件”と明言されているとおり事件の真相を追う物語ではなく、その闇に飲み込まれていく刑事を描いた作品だ。出演は「恋する遊園地」「悪なき殺人」のバスティ…
引用元:amass.jp ストーリー 登場人物・キャスト 感想 予告 ストーリー 愛のためにできること、それは命をかけて守ること。世界でも有数のボディガードであるフランクは、ある時、歌手であり女優でもあるスーパースター、レイチェルの護衛を依頼されるが・・・。 引用元:https://filmarks.com/movies/2712 ショービジネス界のトップスターと、そのボディガードとの恋を描くラヴ・ストーリー。監督は「L.A.ストーリー 恋が降る街」のミック・ジャクソン、製作・脚本は「わが街」のローレンス・キャスダン、共同製作は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のジム・ウィルソンと主演のケヴィン・コ…
皆さんこんばんは! iBUKi です! 当ブログにお立ち寄り頂き、 ありがとうございます😊 先日、米ロサンゼルスで行われた 第96回アカデミー賞授賞式。 今年の式は、日本メディアも大注目の かなり激アツな内容となっていました! 今回は、受賞作品・ノミネート作品の中から、 おすすめ映画をご紹介していきます。
どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。 第96回アカデミー賞の授賞式同時視聴キャスをご視聴頂いた方はありがとうございました。授賞式の最中には気づかなかった色々が後から分かりました。何とも分からないことが多かったりで難しい心持ちですが、少なくともガザに平和を求めるジョナサン・グレイザー監督に何よりの敬意と賛同していたピンバッジをつけていた皆さんのことをまずは覚えておこうと思います。 とはいえ、もう第97回のはじまりです。先行上映で見てきました。 WATCHA4.5点 Filmarks4.3点 (以下ネタバレ有)
映画界最高峰の栄誉とされる米アカデミー賞で、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞、山崎貴監督の「ゴジラ-1・0(マイナスワン)」が視覚効果賞を受賞した。宮崎監督作品の受賞は2003年の「千と千尋の神隠し」以来、21年ぶり2度目となる。 視覚効果賞はアジアの映画では初めてで、監督として同賞を受けたのは「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック監督以来、55年ぶり2人目である。日本映画界2冠の快挙に拍手を送りたい。 「君たちは-」は戦時中の火災で母を亡くした少年が、奇妙なアオサギの案内で異世界に迷い込み、さまざまな出会いをする物語だ。83歳の宮崎監督は13年に引退を発…
受賞作が問う戦争の時代/米アカデミー賞(2024年3月13日『東奥日報』-「時論」) 映画は、悲惨な歴史を変えることはできないが、未来に同じ過ちを起こさないよう、訴えることはできる。 世界各地で戦闘が続き、核兵器使用に対する緊張感が高まる状況で開かれた第96回米アカデミー賞は、戦争と核に向き合った数多くの作品に贈られた。人々が抱いている危機感や平和への願いが、さまざまなかたちで伝わる機会になった。 作品賞、監督賞など7部門で受賞した米映画「オッペンハイマー」は、第2次大戦中に、米国の原爆開発を主導した物理学者ロバート・オッペンハイマーの伝記映画。日本初の視覚効果賞に輝いた「ゴジラ-1.0(マイ…