かつて多用された言葉。わき目もふらず勉強ばかりしている人を揶揄する際に用いる。
1970〜1980年代に詰め込み教育の弊害として落ちこぼれ問題が顕著になり、がり勉にいそしむ児童を白眼視するキャンペーンが張られた。
2000年以降は「ゆとり問題」という70年代とは真逆の問題に陥っており、誘惑を断ち切り、地道に勉強に集中する姿を尊しとする風潮も見られ、同語は死語と化している。
漫画等ではキテレツ大百科の勉三のような風貌で描かれることが多い。概ね黒縁メガネをかけ、他者との接触を避けるというのがステロタイプなガリ勉像である。
現在の進学校の生徒や成績優秀な生徒達は、スマートでお洒落なグループとヲタのグループに両極化しており、実社会においてはこの像に近い人物像が消滅しつつある。