プロ野球、南海ホークスの選手・監督。通称「チョロ」。
右投右打、ポジションは外野手。背番号は12番。
1936年8月27日生まれ。広島県出身。
大竹高から1955年、南海ホークスに投手として入団するが、鶴岡一人監督の勧めにより外野手に転向。
3年目の1957年、中堅手として定着。10年連続二2桁盗塁。
1961年、42盗塁で初の盗塁王に輝くと、それから5年連続盗塁王。1964年には、首位打者獲得。
1960年代のパ・リーグを代表する外野手であり、俊足、好守で鳴らした。
杉浦忠、皆川睦雄、野村克也らと共にホークスを支え、黄金時代に大きく貢献した。
1963年の676打席、626打数は共に日本記録。外野手として年間353守備機会の日本記録。
1964年、31連続盗塁成功の日本プロ野球記録達成。
1971年9月19日、外野手として1試合10守備機会・1試合10刺殺のパ・リーグ記録。
1977年、現役引退。生涯盗塁数596は福本豊に更新されるまでプロ野球記録であり、現在も史上2位である。
盗塁成功率は日本プロ野球1位。
1978年、南海ホークスの監督に就任。1980年、退団。
1991年、福岡ダイエーホークスの守備走塁コーチとして古巣復帰、佐々木誠、大野久、湯上谷蘐志を育てた。
1992年、退団。
現在はNHK広島放送局の野球解説者の側ら、マスターズリーグ・大阪ロマンズのコーチとして活躍。