[英] Goldbach's conjecture
ゴールドバッハ予想とは、
4以上のすべての偶数は二つの素数の和で表せる
という予想。なお、4=2+2(偶素数同士の和)であることから、「6以上の全ての偶数は、二つの奇素数の和で表すことができる。」とも言いかえることができる。
「ゴールドバッハ予想」の名称は、1742年6月7日、プロシア生まれの数学者、ゴールドバッハ(Christian Goldbach)がオイラー(Leonhard Euler)宛ての手紙の中に、「5よりも大きい自然数は3つの素数の和であらわすことができる。」という予想を書いたことにちなむ。
なお、ゴールドバッハの手紙の内容と、これから冒頭の文が導けるのは、偶数を3つの素数の和で表すと素数の1つまたは全てが偶数の素数つまり2でなければならないからである。
コンピュータによる探索で反例はまったく見つかっていないが、証明は得られておらず、数学の最大級の難問にあげられている。