この2月からいくつかのAMラジオ放送事業者が試験的に AM放送を休止する。AM放送の経営難という背景の中で、AM放送をやめたときに社会的な影響がどの程度あるのかという社会実験みたいなものである。今、ラジオはどのぐらいの人に聞かれているのだろう。新型コロナの影響で、在宅時間が増えたことにより、ラジオリスナーが少し増えたという話も聞く。radikoという便利なアプリもあるのだが、電波を受信するラジオ放送という原点の形は、災害時にとても重要な役割を果たすということも忘れてはならない。今回はラジオ放送と神戸の放送局の事情や状況について書いてみたい。 中学の頃からの愛用のラジオとラジオ雑誌の今昔 まず最…