ウォンの攻防――韓国はどこまで持ちこたえられるのか２

昨日はこんな記事を書きましたけど――

＞ウォン上昇の流れの肯定的効果――韓国はどこまで持ちこたえられるのか　http://d.hatena.ne.jp/kg_nogu/20121112#1352674665

今日のドル・ウォン為替相場は激しい火花が散っていました。下の画像は、その様子を記録した為替チャートです。

アメリカドル・ウォンの為替チャートで。
左上が５分足、右上が１０分足、左下が３０分足、右下が１時間足になっています。
今日の朝７時くらいから、夕方１６時くらいまでを記録したものです。
……いやぁ、こんなひどいチャート、久しぶりに見ました。
１ドル＝１０８０ウォンに張り付いている人がいる、一方で。
１ドル＝１０９０ウォンまで、なんとかウォン安に誘導しようとしている人がいて。激しい綱引きをやっています。
日本人なので、今ひとつピンと来づらいところがありますが、１ドル＝８０円と１ドル＝８１円に張り付いて１円単位で、売買勝負をかけている、といえばなんとなく伝わるでしょうか。
かなり乱暴というか、ちょっと素人では手が出せないような勝負です。まさに鉄火場！　手を突っ込んでいたら、金が溶けていくどころではないですよ、この相場。

最後は時間切れ、というような形で、市場が閉まるギリギリで１ドル＝１０８８ウォン近辺にして逃げ切ったようですが……
さて、この後どうなることやら。
週明けからアタックをかけてくるだろう、とは予想してましたけど。
まさか、朝っぱら市場が開いた瞬間に１ドル＝１０８５ウォンを突き抜けて、１ドル＝１０８０ウォンで差してくるとは、想定外でしたよ。
おそらく韓国政府側もそこまで突っ込んでくるとは、予想していなかったのではないか、と思います。
この分だと、明日の朝、というか今日の朝も再び１ドル＝１０８０ウォンあたりから始まるのではないでしょうかねぇ。
売り手と買い手の我慢比べてになりそうな、そんな展開ですねぇ。今週いっぱいこんな調子で続くのかなぁ……さあ、どうなるのかなぁ。高見の見物といきましょうか。
追記：
１３日いっぱいの相場を見ていると。
どうも１２日に１ドル＝１０８０ウォンと１ドル＝１０９０ウォンに指して入れていたのは。
どちらも韓国政府系の機関投資家だったようです。つまり、上のチャートは明らかなヤラセ相場で。
１ドル＝１０８０ウォンと１ドル＝１０９０ウォンでタマを飛び交わして、
間で指していた他の投資家をハメ殺ししたみたいですね。
なので、１３日の相場は、皆様いったん手を引いたのか、１ドル＝１０９０ウォン前後でちょろちょろ動いて地味なものでしたけど、
これがいつまで続くのか、というと。さあ、どうなんでしょう……明日が楽しみです。

こんな話もありました――小沢代表無罪

今日気になったニュース。
かつて世間を騒がせていた、小沢一郎衆議院議員の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反（虚偽記載）罪で小沢一郎氏が強制起訴された裁判、
１審は無罪判決が出たのですが、
検察役の指定弁護士側がそれを不服として控訴した２審の控訴審判決公判が今日、出ました。

【小沢氏控訴審判決】小沢一郎代表、２審も無罪 - MSN産経ニュース

【小沢代表無罪】元秘書の「無計画性」が１審より“明確な無罪”導く＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース

結果は記事に書いてある通り、「無罪」となりました。
まあまあ、予想通りの結果というか……
証拠不十分で、検察が起訴を見送った案件を、「検察審査会の起訴議決」で無理矢理にも裁判に持って行ったけども。
結局、証拠不十分な事実は変わらないままなので。判決も証拠不十分で無罪、という。しごく当たり前の結果に落ち着いただけ。

これで終わりになるのかな……一国民としては、これ以上無駄な税金を使わないでほしいです。
新しい有力な証拠が出てきた、というならともかく。
「俺はおかしいと思う」という個人の信念だけで裁判起こしてもねぇ……

事実を無視して、自分に都合のいいように歴史を捏造する、どこぞのキチガイ国家と同じ精神構造ですなぁ。