PowerShot A80 発表。

 実は露出入門機としてかなり最強の廉価機である PowerShot A70/A60 がラインナップ拡充。
 2003 年度の A シリーズは文月たんをして「プチ G3」と言わしめた名機です。A70 は 4 万弱、A60 に至っては 3 万以下という値段でゲットできるにも関わらず、画素数とレンズ以外はハイエンド機に迫る勢いの機能を実装しています。
 具体的にはまず P/T/S/M の各露出モードを当たり前のように備え、シーンモードも装備。露出補正は± 2EV で 1/3 EV ステップで設定可能。ホワイトバランスも 5 つのプリセット+マニュアルで調整できます。フォーカスも 5 点測距 AF が使え、さらに MF も用意。連写も A60 で 2.6 枚/秒 で 6 枚まで可能。およそ 3 万円で買える仕様じゃありません。ついでに言うとかなり電池持ちます。アルカリも可。多分 100 円ショップの 4 本組アルカリで 1 日もつのでは。
 今回の A80 は Canon と最も相性がいい 1/1.8 型の 400 万画素 CCD を採用し、G3/G5 のようなバリアングル液晶を装備した最上位機種です。国内発表はまだですが、恐らく¥49,800 で市場投入されるでしょう。サンプル見る限り DIGIC 搭載機らしく IXY DIGITAL 400 と同じく安定した画質を出力してくれそうです。

Xacti DSC-S1 発表。

 SANYO のデジカメというと古くはマルチーズシリーズの時代から最強の動画撮影機能とクイックレスポンスを身上とし、素直な発色で出力する良デジカメを多く輩出してきました。*1例えば DSC-MZ3 は 1/1.8 型 200 万画素プログレッシブ CCD を搭載し、マイクロドライブに対応。640x480@30fps の良質な動画撮影機能と 15 枚/秒という驚異的な連写機能を備え、おまけに P/A/S/M 露出まで搭載すると言う 200 万画素機屈指の名機として知られています。ていうか俺が欲しいんですけどもコレ。
 ただデジカメ黎明期と違って多くのデジカメメーカーが割拠する現在のデジカメ市場では知名度が低く、今年初春にインナーズーム機 Xacti J-1 でイメージアップを図ります。SMAP の草薙くんを CM に起用して一般層に訴え、そこそこの知名度を確保したようです。
 今回の S1 はいわゆる 300 万画素普及機。SANYO デジカメに必須の動画機能は弱体化しましたが、クイックレスポンスは残っているようです。1/2.7 型 CCD なので多少画質的には厳しいかもしれませんが、使っていて気持ちのいい機種であろうと予想されます。

*1:ちなみに「デジカメ」という言葉は SANYO の登録商標だったりします。

CCDのチップサイズは小さい方がいい!?(WS30の世界 より)

 ぶっちゃけた話文月たん批判なんですが面白かったので。
 ついでにこの際明言しておくと俺は文月たん信者じゃありません。単なる文月たん萌えです。ただメーカーサンプルやレビューなどの等倍サンプルを見ていると、「1/2.7 型 300 万画素 CCD」と「1/2.5 型 400 万画素 CCD」、そして俺の X-2 で採用されている 「1/1.8 型 500 万画素 CCD」を採用しているデジカメは、それらより画素ピッチの大きい機種に比べて画質的に劣る傾向があるとは思ってます。
 だからと言って頭ごなしに「1/1.8 型 500 万画素機は買うな」と言ってるんじゃないですが。だって俺が持ってるのその CCD 採用機だし。それに俺が IXY DIGITAL 200a → X-2 とムリして買い換えたのだって、結局「操作性と電池の持ち > 高画質」だったからですから。……ただ 1/2.7 型 300 万画素スーパー CCD ハニカム搭載機だけはさすがに引き止めますが……。

TOSHIBA gigabeat G20 発表。

 以前ディザー広告を出していた東芝の HDD MP3 プレイヤーが発表。1.8 型のハードディスクを搭載し小型軽量化したモデルです。デザインも結構いいかも。
 ファイルを暗号化しないと転送できない仕様は変わらないですが、WMP9 から転送出来る様になったみたいなので、使い勝手自体は向上しているみたいですね。