予言しましょう、都知事選で鳥越氏は100%落選します。
さて、東京都知事選でありますが、どうやら趨勢は決定的になったようであります。
本来の基礎票からいって保守分裂の中、野党統一候補として圧倒的優位な状況にあってもおかしくないはずの鳥越陣営でありますが、「タマ」が悪すぎということでありましょう。
こういう「失言」を繰り返すようでは選挙で勝てるわけがありませんもの。
20日付けJ-CASTニュースから。
鳥越俊太郎氏がフジテレビ『バイキング』での小池百合子「病み上がり」発言に激怒
2016年07月20日 00時50分
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12144-272937/
記事より当該部分を抜粋。
鳥越氏は小池氏の街頭演説での発言を問題氏した。問題視された発言は、7月17日に秋葉原で行った街頭演説で述べた
「この人なら勝てるといって政策も何もない人、病み上がりの人をただただ連れてくればいいというものではないんです」
という部分だ。鳥越氏は発言の「病み上がりの〜」以降の部分がテロップで表示されたニュース番組の画面を示しながら、「これはね、がんサバイバーに対する大変な差別ですよ?偏見ですよ」
と指摘。当初は「記憶にない」と発言を否定していた小池氏は「もし言っていたならば、失礼なことを申し上げて...」
とかわそうとしたが、鳥越氏は「失礼とか、それで済まされるんですか?僕に対する問題じゃないんですよ?がんサバイバーという人は、何十万、何百万といるんですよ、東京都にだって。家族もいますよ。そういう人たちに、『1回がんになったら、あなたはもう何もできないんだ』と決めつけるのは...」
などと激高。小池氏も「そんなこと言ってないですよ!それを決めつけてるのは鳥越さんでしょ?」
と応戦していた。
小池氏の発言、
「この人なら勝てるといって政策も何もない人、病み上がりの人をただただ連れてくればいいというものではないんです」
に対して、
「そういう人たち(がんサバイバー)に、『1回がんになったら、あなたはもう何もできないんだ』と決めつけるのは...」
と、鳥越氏が激高したわけです。
マスメディアの前で自らの無能を開陳してしまっている、つまり「失言」しているのは鳥越氏自身です。
これですね、メディアを通じて決定的に票を落としているのは、実は鳥越氏のほうだということに、ご本人がまったく気づいていないのが、誠に誠に痛いのであります。
まず小池氏の発言ですが、「この人なら勝てるといって政策も何もない人、病み上がりの人をただただ連れてくればいいというものではない」の発言の主旨は明らかに「この人なら勝てるといって政策も何もない人」という前者にあり、後者の「病み上がりの人」にないのは明らかです。
「病み上がりの人」部分は、まあ要らぬ尾ひれのようなものなわけですが、ここですね、一歩譲って、鳥越さんご主張の問題ある発言だとしてもですよ、小池発言のターゲットは明らかに都知事に立候補した公人たる鳥越氏個人に絞られて向けられているものであります。
それを、がんサバイバー全体に『1回がんになったら、あなたはもう何もできないんだ』などと、言ってもないことを「拡大解釈」して「被害妄想」的に批判されても、一般視聴者は失笑するしかないわけです。
つまり、街頭演説の小池氏の発言そのものよりも、テレビで激高して「被害妄想」しまくる鳥越氏の「非論理性」が際立ってしまっているわけです。
これでは、現在どの候補者に投票しようか迷っている有権者が、「あれ、もしかしたら鳥越さんって、『病み上がり』じゃなくて『まっ最中』なんじゃないの?」と、ドン引きしてしまうわけです。
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さて東京都民でもある当ブログでありますが、過去において都知事選の予測で結果をはずしたことはありません。
ご参考までにいくつか過去エントリーをご紹介。
2014-01-14 予言しましょう、都知事選で細川氏はババを引いて100%落選します
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/201401142007-02-11 予言しましょう。石原慎太郎は必ず再選されます
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070211
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選挙戦まだ序盤ではありますが、もうよろしいでしょう。
予言しましょう、都知事選で鳥越氏は100%落選します。
「タマ」が悪すぎるのです。
ふう。
(木走まさみず)