市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

「「サイバー大学は双方向・生涯学習の場」 吉村作治学長」@asahi


  • 引用
    「私は早大で、まったくの素人からプロのエジプト学者になるコースを設定して、 社会人を受け入れてきました。原書講読もやった。でも学士号をあげられなかった。 なぜかというと文部省の規定だからです。そんな矛盾ってありますか? 枠をちょっと広げようというのがこの大学なんです」

    「今の大学の教員は、研究のかたわら食うために教育もやっている、 というのが現状ではないでしょうか。サイバー大学では、まずは教育。 私は教育に熱心でそのスキルをしっかり持っている人を集めました」

    「出た利益は、一部は株主に、また教育の原材料となる研究に、そして教育そのものに回す。 具体的には授業料を下げる。つまり、余剰は返す。学生への還元です。 教育がもうけてはいけないなんておかしい」

    「そう、どこにあってもいい。だから福岡市にあっていい。 私は福岡が好きだし、アイランドシティの活用もあった。 ソフトバンクのホークス球団もある。加えて地政学的にもアジアに近い。 ご縁です。理屈じゃない。それで十分です」

  • 「熱い」というのとはちょっと違う、なんかパワーを感じた。 「ご縁です。理屈じゃない。それで十分です」なんて、気持ち良い。

  • 吉村作治と言えば(と言っても、直接は何の関係も無いけど)、 最近 PBS で、世界7不思議の一つ、今は無きアレキサンドリア灯台の沈んでいるという海底を 地元の開発から守るための調査の話をしていた。 考古学ってもは純粋に面白いよな。あと考古学者ってやっぱり情熱なんだなと思った。 昔調査したというおばあちゃんが出て来たが、まさか本人がウエットスーツ着て潜るとは 思わなかった。まぁ本当の年季が入ってる訳だけど。

  • 5/22/2010: 「吉村作治氏が学長のサイバー大世界遺産学部の募集停止」@asahi.com