大信田さんからメールが来た。
彼の企画した仮想研究会「塑性という名の動的機構」という 「物性研究」 での文章が添付されていた。講演者には見覚えのある名前が並んでる。 その昔、「粉体」という、物理に於いては新しい、従ってまだエライ人とか居なかった subject の周辺に集まった人達の一部。 理論系物理屋は、表面的にどう振舞おうと、基本的に一匹狼だと思うけど、 まぁ何にでも分布や平均ってものはある。 その人達の今の重心(の一つ)がガラスということなのかな。 とは言え、こんなものは表面的に過ぎず、 各人の motivation はきっと昔から同じなんだろう。 これが研究者というものなんだろう、きっと。 "slow science" というのは、 なかなか良いキャッチ・フレーズではないか(今、作った)。 "slow food" とか "slow life" とか、 もうとっくに死語かもしれないが、そんなことを気にするようでは この slow world は生きていけない。
4/27/2006: Ooshida T. さんの論文。
twobody
slip の厳密解
C 版を開始。
lubrication
何気なく Rev.Mod.Phys. 見てたら Goldenfeld の review を見つける。 彼が何で stokes flow? と思ったら、(その昔、近所で少し流行ってた)例の RG のテクニックを stokes flow に使ってみた、という話らしい。
寝る前に横になって斜め読みしたところ、 stokes じゃなくて、 stokes 近似の有限 Re への展開の話。 例の Proudman-Peason 辺りの話。 technical には流体で一つの潮流をなす boundary layer とかの matched asymptotics の話 (なので、 lubrication theory には実はもろにかぶってくる話)。