市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

カナダ・デー。


  • 休日。

    • 7/2/2008: ギター屋も休みだったみたい。

  • 午前中に前庭の草刈りをした。まるでカナダのお父さんみだいだな。 晴れていたけど、昨日よりはずっと過ごしやすい(昨日は暑かった)。

  • 夜は花火を見にでかける。徒歩で。きもちよい天気だった。 会場までは、まず川まで出て、そこからは川沿いの trail を歩いて、 トータルで1時間かからなかった。 途中の公園でやっていたパーティというかライブ、演奏していた(させられていた?) バンドがちょっと可哀想なくらいな盛り上がりだった。 人出も、それなりなもので、私などはこれくらいがちょうど良い、 カナダのこういうところはいいな、と思ったけど、横にいる人はこれでは不満なのだそうだ。

  • high level bridge の上から水を流した人工滝 (ぜんぜんエコじゃないなあと思いながら)も眺められる、 花火の打ち上げ地点の kinsmen park のちょうど対岸の 道の縁石の上に陣取ったのが10時半頃。 しばらく待っていたら、空もようやく暗くなり、 正面に見える高層アパートの窓に、カメラのフラッシュが灯るのが断続的に見える。 バカがたくさんいるなあと思っていたら、ほどなく花火が打ち上がり始めた。 実のところ、行く前も、現場に着いてからも、 ずっとバカにしていた(やっぱり日本の花火が世界一だ、と)のだが、 いざ始まってみると、生の迫力に圧倒された。多分、見たところが一番よい場所だったおかげで、 大玉が連発で炸裂すると、そのスピード感と迫力は、これまでみたどの花火よりもよかった。 花火は高いところから見てはダメで、下から上を見上げながら見るものだ (ということは、仙台でも経験済みのことだが。理学部の屋上から見るよりも、 川内のグランドか、あるいは河原から見るのがよい)。

  • こっちの人の愛国心というのか、それは何というか、素直というか、素朴というか、 ストレートというか、微笑ましい。花火が終わった後、一部でカナダ国家を歌っていたが、 日本の「愛国心」とはまったく種類の違うものを感じた。

  • ちょっと疲れていたけど、歩いて帰る。行きよりも近道をしたので、 結構あっさりと着いた。ちょうど家の近くで満員になったバスがやってきた。 「皆さんお疲れさん」と心の中で言いながら、通り過ぎる。