市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

EOF


  • slip の勉強。

    • ノートにある過去の記述(試行錯誤)を一通り見返す。

      • 途中で、いろいろと確認していく。

      • が、やっぱりどれも筋が悪い (だから、いつも宙ぶらりんになって、放置されるんだな)。

      • 具体的に考える必要があるなあ、と丸を書く。 (これって、いつものパターンじゃん……。)

    • 10/10/2008: 続き。

グループ・セミナー。


  • 明日だとばかり思っていたセミナーが「はじまりますよ」と突然、声を掛けられ狼狽する。

    • あぶないあぶない、また(10/18/2007)すっぽかすところだった。

  • お話は、「統計力学理論を分子動力学に組み込もう」という話。 それで今日はその2回目……

    • なんだけど、あれれ1回目(6/7/2007)は、 どうもすっかり忘却していた模様で、「忘れてた」という記述すらない……。

    • 一応、現状で走るものは出来ている(これはすごい)。 こいつと plain な分子動力学のスピードを比較しているが、 見たところ太刀打ちできてないし、近い将来、出来そうにない数字だ……。

    • 今はこいつをどう optimize していくか、というところらしい。 が、素人目には、どんどん難しくなる方向に(複雑化する方向に) 流れているように見える。

    • optimize ってのは結局、 cheating か compromise な訳で、 bottom line としての「現状で走るもの」の抜本的な改善がないと、 その上でどんなに optimize を頑張っても(原理的に)難しいよなあ……。

    • というようなことを思いながら聞いていたが、 どうも発表者が honest すぎな面もあったようで、議論に際して、 そもそも「統計力学理論」が「分子動力学」に対して 圧倒的な advantage を持つ状況が山のようにある、という前提があるのだそうだ。 ある意味、ここのグループは、その「統計力学理論」の 一大拠点みたいなもんらしいし。

  • 以下、一般論。 多分に私自身の嗜好なんだけど(といつも書いているけど)、 何かグッとくるものが感じられなかった。

    • つまり、こういう「統計力学理論」で見ているものは、結局は熱平衡状態なんだよなあ、と。 平衡を押さえて非平衡を考えるというのは、(非平衡統計力学の王道だけど、 それで到達できる非平衡ってどれくらい広いのだろう、という漠然とした疑問。

    • 統計力学の世界と、流体力学の世界は、どうつながっているのか、 ということなのかな。

    • こういうことを以前 alex に喋ったことがあったけど、その時 「何となく(私が感じている)不満が分かってきた気がする」と言ってた。 (そんなら、それまでは、私が単なるイチャモンを付けているとでも思ってたのかな?)

  • 9/12/2008: 前回のグループ・セミナー