ご無沙汰です

 三日ブログをあけていたんですよね。
 さて、週末の海への旅行は短いながらもなかなかゴージャスな旅になりました。B嬢とその彼氏、ステイメイトの日本人Cさん、B嬢の双子のお姉さまのL嬢、そのステイ人のイタリア人S嬢、私の面々で行ってきました。私たちは二つのグループに分かれて出発しました。私のグループはB嬢と彼氏とパイロットでした。なぜにパイロット、と思いきや、彼らは飛行場に行きました。そこにはたくさんのセスナが止まっていて、なんと私たちはセスナで海まで行くことになりました。なんでもB嬢の会社所有のセスナだとかで、パイロットも会社の同僚だそうです。当然のごとく私はこれが初体験でした。なのでとても興奮し、たくさん写真を撮りました。しかしセスナって結構揺れるもんですね。以前B嬢のお姉さまが乗った時、彼女L嬢はB嬢と交互に吐き合ったそうです…なのでL嬢が乗りたくないそうで、二つのグループに分かれた模様です。セスナに乗れるグループに入れてよかったです。私はなんともありませんでした。吐き気はありませんでしたが、トイレに行きたくなって困りました。普通の大型飛行機より低空飛行なので、地上の様子がよく分かりました。やっぱりアメリカの家々はでかい!日本で写真で見たとおりに家にプールがついているんですね。ちなみにB嬢の両親の家にもプールがあります。さて、着いた先はオーシャンシティという島でした。島全体が町になっていて、まわりの緑あふれる住宅街との差が印象的でした。クルマ組と合流した後、少し海岸を歩きました。沢山の観光客向けのお店が並んでいました。私たちはそのひとつのお店で昼ごはんを食べました。しかしアメリカって、本当にピザとホットドックハンバーガーあるいはサンドイッチばかり食べる国民ですよね。すでにお店のレシピはそのくらいしかなく、私はサンドイッチを食べました。アメリカ人の食の典型にけちをつくつつ自分もコレステロールそうなサンドイッチを食べました。私はなんだかんだ言って、アメリカの食事は好きなんです。カロリーが高いとわかっていても、つい食べてしまいます。運動しないといけないですね。食事のあとはコンドミニアムに荷物を降ろしに行きました。ちなみにこのコンドもB嬢のお姉さまの所有だそうです。そのあとは自由行動で、私は日本人Cさんとイタリア人S嬢と一緒に海辺のプールに行きました。海の見えるアウトサイドプールとインドアプール、プライベートビーチが組み合わさった施設でした。Cさんは即ベンチで眠り、S嬢とわたしは泳ぎながらおしゃべりをしました。彼女の英語はイタリア語なまりがはげしく、聞きとりがとても難しかったです。でもなんとか会話をし、S嬢がワインを飲みに浜辺に行った後はCさんといっしょに海で写真をとりあいました。その晩、みんなで近くのレストランで夕食を食べました。ここもピザやハンバーガーがメインでしたが、私はクラブパイを頼みました。なんでもこれはメリーランドの郷土料理なんだそうです。食べてみると、ハンバーグの少し柔らかくしたような食べ物で、私は大満足でした。食事のあとは皆でナイトクラブに行きました。そうです、私は前回のでこりていたんですが、みんなが、いろんなタイプのクラブがあるから試してみようというのでついて行きました。しかしここで問題発生。クラブに行くのは旅行の事前に聞いていたんですが、Cさんは聞いていなかったらしく、それ用の服を持ってきていませんでした。彼女は短パンしか持ってきていなくて、それを知ったB嬢がドレスコードがなっていないと激怒しました。そこまで怒ることかなあと思ったんですが、もう話も聞きたくないという様子で、みんなでB嬢をなだめていました。さらに彼女は20歳、そのクラブは21歳からしか入れず、彼女と私は私のパスポートを使って時間差で入りました。中はとてつもなく広く、歌手のうたうステージも3つほどに分かれてあり、バーも少なくとも5つはあったでしょうか。私はここでもコーラを頼み、適当に合わせて動いていました。B嬢もここでご機嫌がなおったらしく、踊り始めました。やれやれ。ここは前回と違って踊れる人達ばかりではなく、ただジャンプしているだけの人達もいたので、私は気を楽にして適当に動いていられました。本当に色んなタイプのクラブがあるんですね。
 さて、翌日、私たちはみんなたっぷりと睡眠をとり、お昼近くにコンドで朝食を食べました。食糧は車組が運んでくれました。その後、小型高速ボートに乗りました。なんだかゴージャスな旅ですよね。このボートもB嬢のお父上所有のもだそうで、セスナとホテルと同様私たちはタダで利用させてもらえました。この旅で私がお金を使ったのは食事代だけです。なんてラッキー。ボートでは、大きな浮ボードに二人でしがみついて、ロープでボートにつながったそれでボートの走りについていきました。これがとんでもなくクレイジーなスポーツでした。それぞれ乗っているときみんなが写真を撮ってくれていたんですが、みんなが「調子はどう?」と聞いてきたのに対して、私と一緒に乗っていたS嬢は親指をつきたててグッドの意味を表しました。でもみんなは意地悪にとって、スピード上げろという意味にとって、ボートはすごい勢いで走りだしました。私たちはボートの作る波に振り回されて、何度も激しくバウンドし、ボートが急カーブした時二人とも振り飛ばされて海に落ちました。すぐボートは落ちた私たちを迎えに来てくれました。L嬢がしたくない(経験済みでどれだけクレイジーか知っていたため)とのことで、一人余ったCさんのために私は再度乗るはめになりました。私は一回目で握力が無くなっており、すぐに吹っ飛ばされました。でもCさんは最後までしがみついていました。なんて強いんだ。クレイジーではありましたが、楽しかったです。初めての体験でしたしね。日曜はそのあと少しプールに行って、コンドを片づけて帰りました。B嬢とその彼氏が月曜もアバンチュールを楽しみたいらしく、月曜に学校がある私は車組と一緒に帰りました。上から見るアメリカの郊外の風景も印象的でしたが、車から見るそれもなかなかのものでした。トウモロコシ畑が広がっているんですが、規模が桁違いに広いんです。そして自己が起ればすぐ長蛇の交通渋滞が起こります。便利なんだかそうでないのか分からない車社会です。そうそう、このたびで知ったんですが、普通ドライブスルーといえばマクドナルドですが、こちらにはドライブスルーのATMやドラッグストアがあります。アメリカが発展している理由は横着した結果でもあるんではないかと思ってしまいました。でもこれは結構言いえて妙なのではないでしょうか。家に帰る直前に私たち車組はビュッフェを食べました。もちろんアメリカの料理です。ここでやっと週末は野菜を食べました。アメリカでは本当に食生活は気をつけないといけないですね。B嬢宅の冷蔵庫はまた壊れて生モノが買えないし。旅はB嬢の激怒もありましたが、とてもいい旅でした。
 さて、昨日月曜は全身が筋肉痛で動けず、学校を休んでしましました。せっかく皆勤賞ものだった私のレコードもここまででした。でもこれが癖にならないように気をつけたいと思います。
 かわって今日、午後のビジネスレッスンも済んだ後、私は約束をしていてその待ち合わせでラウンジで一人勉強していました。そこへ例の私を無視していたベトナム人がやってきて、席はたくさんあるのに私のテーブルに座りました。少し前、私は振り回されるのがいやで、なぜ無視するのか聞こうと思って、質問があると彼女に言っていたのですが、なかなか二人になる機会がなくて聞いていませんでした。彼女はそれを聞きにきたんでした。私の中ではもうどうでもよくなっていたんですが、聞かれたので聞きました。私が入学して以来無視されて、話しかけても反応してくれないのはなぜなのか、なぜ最近になって話しかけるのか、私は混乱していると言いました。彼女は気付かなかった、無視したつもりはない、ごめんなさいと言いました。でも私から見れば、彼女を明らかに私を無視していました。でも彼女を謝ってきたので、今後話かけてきたら普通に話そうと思います。でも弁解は嘘をついているので、あまり話したくないのも本音です。
 さて、その約束の友達が来て、私たちはキング牧師メモリアル図書館に行きました。実はここで月曜と火曜の夕方にESL向けのカンバーセションクラブがあるんです。行ってみると、実にいろんな人がいました。人数は少なかったのですが一人一人のインパクトが学校のそれと大きく違いました。学校の面々はどこかおぼっちゃんおじょうちゃんしてますが、ここにはまさに移民が集まっていました。全くアメリカナイズされていない面々でした。司書とアシスタントのボランティアがインターネットでことわざを一つ一つ紹介していくという内容でした。次々に紹介していくのでとても覚えられませんでしたが、学校とは全く違った雰囲気に、いい経験ができたと思います。集まった人の中に画家がいました。最後の数分、彼のブログを参考に、キャリアを紹介されました。Bethel Aniakuというアーティストをご存じでしょうか。日本でも国立博物館と広島美術館に彼の作品が保存されているそうです。かれは数々のコンペティションで賞を獲得しています。なんでそんなすごい人が無料のESLクラブにいるのか不思議でならなかったです。でも確かに英語は私とどっこいどっこいでした。帰り際、一緒に行った友達は、来週は夕食の時間と重なるから多分いけないと言いました。たぶん濃いインパクトの面々に気おされて行くのをためらったんだと思います。私も次回行くか分かりません。また興味がわいたら行こうと思います。世の中いろんな人がいるなとかんじた体験でした。
 この4日の出来事は以上です。結構ハードだったです。学校でもプレゼンテーションをしましたし。
 それではまた。おやすみなさい。