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リチャードホール(04年12月22日)

◎クリスマスプレゼント(監督:村上知子)◎ザッキーザック(監督:有田哲平
おまけ:岩本さんクリスマスプレゼントを買いに行く(監督:中川家
出演者作コント企画の第2弾。この企画面白いですね。たまに全員揃ってのちょっとしたトークがあると嬉しい。毎回はいらないけど、2、3ヶ月に1回は見たいところ。トークの中に出た、おぎやはぎがやった「リチャードホール史上最も滑ったコント『ギバアキバ』」って放送はされてないよね?ダイジェストでいいから見てみたい。
放送されたのは、村上作と有田作のコント。村上のは、森三中の歌ネタが来て面白かった。やっぱり黒沢の歌はいいね〜。有田が参加してのってるのも可笑しい。後のトークで「有田さんアドリブでしょ?」と言われて、必死で否定してたのが面白かった。「♪ゴールデンボール」って笑った。それだけじゃなく、息子役の矢作と母親役の劇団ひとりも役にはまってて良かった。村上のキャスティングが上手いのかな。
次の有田作の「ザッキーザック」名前からして山崎だろうって分かったが、山崎の濃ゆいキャラ以上に、あの「地方の放送局の夕方の生番組」の設定と演出が面白かった。ザッキーガールってどっから集めてきたんだよ(笑)テロップも80年代風で懐かしさもあって。夕ニャンとか、パラダイスGOGOとかフジテレビでやってた感じ。スタジオコントならではの内容ですね。っていうか、ザック!のポーズが頭にこびりついて困るんですけど(笑)
それから、ボツになった中で、中川家作のコントがダイジェストで紹介された。なんでも30分回してたそうで(笑)でもあまり責めないでやってくれ〜と思ったりして。兄ちゃんの女性店員役が似合ってた。久々に女装見たけど、メンバー中で一番可愛いんじゃないかしら。

次長課長単独ライブ「五味渕」

(12/25 ルミネtheよしもと
1年前くらいから、中川家のラジオで河本のモノマネを聞いてから気になって、どんどんTVにも出て来てライブでも気に入ってたので、単独ライブに行きました。
まず言いたいことは、すごい面白かった。ど真ん中ですよ。まだ知名度としては低いと思うので、コント好きの人に見てもらいたい。ぜひ映像化して売って欲しいですね。よしもとファンダンゴでは放送あるそうなんですが。
全編コントで、タイトルは1本ごとにスクリーンに出ただけなので、ちゃんと覚えてません。
セットはそれほど大掛かりではなく、机や椅子などの置物くらい。タイトルの「五味渕」は、マネージャーの名前だそうな。
・オープニング映像
色々な映画の予告編とからめた映像ネタ。裁判の場面の洋画にバカな翻訳のテロップが面白かった。
・ハーモニー
学生の井上。卒業式にやる歌を考えてギターを弾いている。するとそこに先生の河本がやってきてダメ出ししはじめ…。2人とも歌が上手い。井上が歌ってた歌の歌詞が面白かった、ケンドーコバヤシと合作だそうな。(エンディングのテロップに出た)
・○○村(※村の名前を忘れた)
山奥に怪物が出るらしいと聞きつけて、取材の番組レポーター(井上)が、村のじいさん(河本)にインタビューする。じいさんは意味の分からない言葉ばかり使うので、ぜんぜん話が進まない。1人暮らしOLの下りが面白かった。
・のぶお
学生の河本。ある日転校生がやってくる。名前はおおやまのぶお君(井上)挙動不審な目できょろきょろする井上の表情が可笑しくてしょうがない。
・しゅるしゅる
井上がやってるおでん屋台に、女(河本)がやってくる。なぜか口を押さえたままで喋り続ける。河本の強烈でウザくて気持ち悪い女キャラがとにかく度肝抜かれたよ。
・打ち合わせ
コントの打ち合わせを事務所の会議室でやっている次長課長。飲み物が切れたので、後輩に買って来てもらおうとして、呼び出そうとするが、後輩の名前を覚えていない。適当に言えば誰かくるだろ?ということで、芸名を適当に叫ぶ2人。でたらめなのだが、中には本当の芸名もあるのが面白い。それは先輩の名前っていうのが笑った。芸人の数が多い吉本ならではだね。このパターンは去年以前に見たくりぃむのライブでのコントと似ていて、有田が1人で適当にいろいろ言ってボケるのを上田がつっこむもの。とにかくしつこい(笑)
・自動車教習所
教習所の授業を受ける井上。講師の河本が、運転教習ビデオを見せながら解説する。ビデオはスクリーンに映し出されるが、ひどくチープで、それでいてテロップが本物らしいのが面白い。芸人が教習所に来てるのを講師がいじって迷惑がるところは、中川家が今年受けにいった時の話からヒントをもらったのかな。
・劇団・団
劇団のオーディションに受かった青年(井上)が、演出家(河本)の指導を受けるが、相手役の女性も共演者もいないのに、舞台をやらされるはめになり…。河本の、長髪カツラを被ったウザいキャラが、本当にこういう演出家いそうな感じがして面白かった。
・妖怪
小学校の先生(井上)が、1日の授業が終わった夕方に一人教室で机に向かっていると、道具置き場から丈の短い着物を着た坊主が現れて、勝手に疑問を投げかけては速攻で逃げる。名前を聞くと「しつもんずい」という。妖怪辞典に載ってることに気がつく。このコントは、面白い上にちょっとじーんと来る感じも。始まりと終わりが繋がってるところが素敵でした。
最後に少しフリートーク。最後のコントで河本がコケ芸をしたのだが、本番一発体当たりで挑んだのだとか。すごい迫力でした。
※コントの合間に、映像ネタ「しつこい」
次長課長は、「しつこい」芸風だというテーマで、1、2分ほどの映像ネタを挟む。これがまた面白かった。河本がただトイレで小便をしつづけたり、靴の片方がちゃんと履けないままで歩き続けたり、井上がキーボードで「猫ふんじゃった」を弾くのを間違え続けるネタは一番笑って涙が出た。ちょっと大げさかもしれないけど、この映像ネタはモンティパイソン風だなと思ったよ。
・エンディング映像
井上がトークで、これから出る映像は「ドラクエ8」風と説明した。スタッフロールに映像ネタのダイジェストが流れる。テロップの終わりに続けて流れた文字ネタでまた笑わされた。すげー。これもモンティパイソン風だなぁ。
・おまけ映像ネタ「しつこい」
トークで「終わっても残ってアンケートを書いてると何かいいことあるかもよ」と予告があり、最後にもう1ネタ。やっぱりしつこい(笑)
終わってから一緒に見に行った夫と友人とで食事しながら話したが、しつこいけど、そんなにうんざりするほどでもないよね(笑)と。氣志團やXのライブのほうがしつこかったよ〜ということで。
追記:おまけ映像ネタは、河本がミスドでフレンチクルーラーを頼み続けるというドキュメント。