マツオウジ
マツオウジ[neolentinus lepideus]。
春から秋に生えるきのこですがこの個体は秋に撮影したもの。赤松を切り倒した開けた土地に突如として生えていました。
カメラのバッテリーがなくなって、これだけしか撮せなかったもの。
小さい頃、なぜかあこがれのきのこでした。一度、マツオウジを採って有頂天になっている夢を見たことを覚えています。
名著『日本の毒きのこ』(学研)によると、つばがあるタイプ、つばがないタイプがあって、中毒(腹痛、嘔吐、下痢など)は、傘の黄色味が強く、つばがないタイプのもので知られているそうです。
とすると、写真も、中毒するタイプ。
分類学的にも再検討が必要とのこと。
今年はこれでおしまいにします。皆さん、よいお年を。