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樺薫 「めいたん メイドVS名探偵」 （ガガガ文庫）

名探偵ブームに沸くイギリス。
だが、それは、探偵の活躍により醜聞を暴かれた貴族や富豪が次々に没落し、メイドが失職するという事態をも引き起こしていた。
”メイド道”の継承者であるエヴォニィが新たに雇われたお屋敷で発生した盗撮事件。探偵の目から事件を隠し、円満な解決を図れるか…!?
　第一次大戦後の英国が舞台ということで「GOSICK」「カーリー」「平井骸惚此中ニ有リ」に続く新たな”同時代の別の場所の物語”として位置付けられそう。
謎解き要素は凡庸な出来ではあるのだが、名探偵を敵役に位置付けることで”反・探偵小説”の形をなしているあたりミステリ者には興味深い一品となっている。
武士道や新撰組が”メイド道”の下敷きになっていたり、登場キャラのモデルになった人物のネタが仕込んであったりと、
行き過ぎたハイブリッドが若干アレなことになりつつも、物語そのものは”メイドもの／お屋敷もの”として綺麗にまとまってしまう不思議。
主人公のエヴィーはとびきりチャーミングな娘さんだし、他のキャラも可愛らしいのが揃っているので、結構楽しんで読めちゃいましたヨ。

めいたん メイドVS名探偵 (ガガガ文庫)

尼僧vs魔教の姫

booklines.net [金庸] 秘曲 笑傲江湖 3 魔教の美姫


　とんでもないツンデレですよね。でも、これがまた可愛くて可愛くて。
今回の話で、僕の中のヒロインNo.1は、儀琳さんから任盈盈に変わりました。


ギャース！ deltazulu先生が盈盈派に鞍替えしやがったあるよ！ そそそそんなにツンデレがいいのかー！