青少年健全育成条例 残虐性・犯罪・自殺

ネット上で公開されている2006年以降の東京都の告示より、不健全図書として指定されたもののなかから、
条文の "残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し" の部分で引っかかったものをピックアップしてみます。
(タイトルの前に、残虐  犯罪  自殺  の記号をつけておきます)


 HIGH・CULTURE・MAGAZINE HIGH g BURST[ハイ・グラム・バースト] 平成20年12月15日発行
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2008/12/40ic8200.htm


 リターン・フェスティバル ラブレター フロム地獄 平成20年3月10日発行
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2008/04/40i4e100.htm


 :HIGH・CULTURE・MAGAZINE: BURST HIGH(バースト・ハイ) vol.18平成20年3月15日発行
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2008/03/40i3a100.htm


 猟奇刑事マルサイ 平成19年4月16日発行
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2007/08/40h86100.htm


 GEKIDAS 激裏情報@大事典 ゲキダス VOL.3 平成19年6月20日発行
BAMBOO COMICS 凶悪犯罪ファイル4 謀虐惨鬼編 平成19年6月11日発行
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2007/06/40h6b100.htm


 大麻大百科 平成19年1月10日発行
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2007/02/40h2d100.htm


 復讐の本 平成18年12月1日発行
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2007/01/40h1g400.htm


犯罪、自殺についての文言が条文に加わるようになる改正は、完全自殺マニュアルに端を発しているわけですが、そのためか、引っかかっているものは基本的に情報の載った書籍になっています。
マンガで引っかかっているものは、ネットで確認できる平成16年のものまで見た限りでは凶悪犯罪ファイル4だけです。
その凶悪犯罪ファイル4も実話をもとにしたマンガで、犯罪がということで引き合いにだされているようなマンガとはちょっと毛色の違うものだと思います。


残虐性については、2冊マンガが入っていますが、どちらも結構グロがきつい作品のようです。
猟奇刑事マルサイは、かなろグロがきついようなことを書かれている方がいるようです。
リターン・フェスティバルについては、調べられませんでしたが、 同じ作家の作品であるラブレターフロム彼方がアマゾンで確認できるので、それを見た限り、やはりかなり特殊な方向性の作品のようです。
アマゾンで確認する


実物をみていないのではっきりは言えませんが、普通に少年誌や青年誌などに連載されているようなものとはちょっと違う系統の作品だということが客観的に言えると考えます。