ひっそりと
今日は仕事関係っぽい本を読んだ。
[本]無言館の青春
- 作者: 窪島誠一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
☆☆☆
仕事だと思って割り切って読んだ。戦争関連の本は、心苦しくなるから好きではない。
淡々と語るように文字も配列されているので、余白が多く、そういう意味では非常に読みやすかった。読了まで1時間程度。
内容については…できるだけ、感情を振り向けないように読んでいたところがある。自分が。
苦しくなるし、でも苦しくても向き合って読むことが学びと成長につながるのだと思えども、やはりもう亡くなってしまった人々の最後の思いであろうと理解すればするほど読んで受け取ることが大切なのだと思いはするのだが。
書かれた方々には、大変申し訳なく思うが、今の私には心を動かされるように読むことはできませんでした。
何事もなかったかのように始まったっていいじゃない
[本]書店ガール
- 作者: 碧野圭
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 文庫
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
素直は最強。
人のことが気にくわないという思いを、そのまま書ける作者がすげぇ。
私が普段読んでいる本がそういうのだからかもしれないけれど、あいつのことが嫌いだとか、気にくわないとか、何の気なしに陰口を言うとか、悪い噂話をするとか、そういう感情がするりと自分の中に入ってきてしまって、ものすごく困惑した。
ものすごくナチュラルに醜い感情をこぼれさせる彼ら。そういう思いを持っちゃ、ましてや言っちゃ駄目だろうという私の理性を真っ正面から突き崩す。
このまま読み進めていいかどうか、すごく迷った。
それだけに、亜紀がすっきりさっぱりと理子と休戦するシーンはかえってものすごく戸惑った。
でも、すごくわくわくした。先を読み進めるのがもったいなく感じるくらい。
変わる亜紀のことを尊敬に近い目線で見ながら、自分はどうしようもなく理子に感情移入しながら読んだ。本に対する接し方も、恋愛への向き合い方も、私は理子側だ。宮部みゆきなんかメジャーすぎて手に取ったこともない。
誰も知らないような本を一人で手にとって、にやにやしたいのだ。細田監督が盤石の地位を手に入れつつあって、映画が面白くてもときめかなくなってしまった。
やっぱり素直は最強だ。
それから、紙の本はやっぱり良い。どうしたって良い。でじたるなんかめじゃないぜ。
わお
4月きりだったか。
正直忘れてた。
せめて読んだ本の記録くらいは続けようと思っていたのに。
がんばって、またぼちぼちやってこか。
とりあえず明日以降からで。
吉田戦車
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/02/21
- メディア: ムック
- 購入: 1人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
一生懸命機械 (1)
- 作者: 吉田戦車
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1996/07
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
タイヤ
- 作者: 吉田戦車
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 1992/04
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
GENTE 3 (Fx COMICS)
- 作者: オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2009/03/12
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (126件) を見る