kitunemaskの日記

2019年2月に移らされました。稀に更新してます。

ヴァレリア島漫遊記25

転・生・途・中

むかしな、シャドウスキルってマンガがあってな、岡田芽武って作者のな、
最近は聖闘士星矢の外伝描いてるけどな、この人の得意技に四字熟語を
見開きページでな・・・って、まぁ、そういうことや。


デネブ「デニムちゃん。お姉さん、転生するわッ!」
デニ「はぁ、突然何ですか?」
デネブ「だから、お姉さんのお願い聞いてくれる?」
デニ「(相変わらず強引だな)」
デネブ「何か言った?」
デニ「いえ・・・で、お願いって何ですか?」
デネブ「最近ね、デニムちゃんドラゴン狩ってるでしょ?
    それって、お姉さんのためよね?」
デニ「えぇ、まぁ。これで戦力が上がるのならば。」
デネブ「お姉さん嬉しいわ♥で、お願いって言うのは、それに関連した
   ことなんだけど・・・」
デニ「え?ドラゴン狩りと転生と何か関係が?」
デネブ「あ、でも、これ以上の負担をかけてデニムちゃんの迷惑になったら
   お姉さんイヤだからやっぱりいいわ。自分のことだし・・・。
   デニムちゃんに頼ってばかりじゃなくって、自分でやることも大切よね。」


→○いやいや、何言ってるんですか?仲間でしょ?
→×じゃぁ、頑張ってください。
デニ「(なんか、前にも似た展開があった気が・・・)」


デネブ「え?お願い聞いてくれるの?お姉さん感激♥」
デニ「いや、とりあえず聞くだけなら只ですから。」
デネブ「お姉さんね、転生するの。転生って、知ってる?」
デニ「はぁ、一応」
デネブ「じゃぁ、転生先の器を用意しなくちゃいけないことも?」
デニ「まぁ、とりあえず。」
デネブ「(煮え切らないオトコは嫌われるのよ?)」
デニ「何か言いました?」
デネブ「ううん。なんでも♥で、お願いって言うのは、その器を探して欲しいの」
デニ「え?器って、人間って事ですか?」
デネブ「そうよ。」
デニ「あまりに直接的な表現は、教育上よろしく無いかと・・・。」
デネブ「お姉さんはこう見えてもれっきとした魔女よ。魔法には真摯な態度で挑みたいの。」
デニ「(こういうところだけはまじめなんだな)」
デネブ「何か言った?」
デニ「いえ、で、どんな人材が欲しいんですか?」
デネブ「お姉さんね、ガンナーになりたいの♥」
デニ「ガンナーですか?」
デネブ「そう。ガンナー。ガンナー♀って、かわいいじゃない?
   お姉さんの転生先にぴったりだと思うのよ。デニムちゃんもそう思わない?」
デニ「(えぇーーー(゚Д゚))」
デネブ「何か言った?」
デニ「ええ、ちょっと無理があるんじゃないかと思いました。」
デネブ「でね、銃といえばバルバウダが本場よね?」
デニ「(超スルー(゜Д゜;))」
デネブ「なので、バルバウダ人のガンナー♀が欲しいの。
    ちなみに、ゴリアテで見かけることが多いらしいのよ。
    ゴリアテって、デニムちゃんの故郷でしょ?だから見つけるのも
    速いかなーって思って。お姉さんの、お・ね・が・い♥」
デニ「それって、かなりレアなんじゃないんですか?」
デネブ「お姉さん、ディテールにはこだわる方って言ったでしょ?」
デニ「はぁーーーーーーー。判りましたよ。探して来ましょう。」
デネブ「さすがデニムちゃん。これでまた一歩愛の奴隷に近づいたわね♥」
デニ「(なんて無茶振り。しかも、ガンナーの証って貴重なのに。
   そもそも、バルバウダ人なんて見掛けるのか?
   っていうか、これって人○売買?もしかして犯罪者?(TдT))」
デネブ「そこ、ぼやかない。ちなみに、名前はデネブ☆ねッ。チュッ♥」


ということで、デニやんはドラゴン狩りの息を付くまもなく、
ゴリアテへと向かうのでした。