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方法論が、どうやってつくられて、どうやってつくれるのかに興味ある。あるいはディシプリンとかパラダイムとかいうものも。
社会科学の方法論の本。筆者の体験談に教科書的な解説がきれいに溶け込んでいるので、楽しく読めて勉強になる。概念(理論、抽象)的な世界と、具体(経験、客観)的な世界との往復によって視野を広めようという筆者の提案は、人生論としてもおもしろい。
順番は順位ではない。
セリフが格好良い。セリフが最高に格好良く聞こえる構成になっていると思う。
衝撃を受けた第9話をやすやすと越えてきて冗談かと思った。この回のおかげで、第9話の格好良さがアクションではなくセリフだと気づいた。味方が不利になった状況であがる敵の勝鬨がくやしく、応援のきもちがわき上がる。
登場人物がただ金木犀のにおいをかぐだけのシーンに驚いた。鮮やかで豊かな落ち着きを味わえる。
第1話は視聴者と二人の登場人物との出会い、とくにその唐突さが印象深い。主人公が彼女の目をみるまで、視聴者にも彼女の目は見えない。ひとりの少女を、もうひとりの少女が助けるときの顔を、視聴者がみることはできない。視聴者は主人公にともに出会いを体験する。
偏屈さが裏目に出るという事態、そのときのきもちを問いかけてくる。行間と最低限の映像でこころを揺さぶってくる表現に感心した。
(「ましろ色シンフォニー」第7話のような表現の)一方で、「ちはやふる」は登場人物たちのこころのこえを詰め込んでたたみかけてくる。しかし第6話では埋める余地のある間(ま)を多く感じた。それはちはやが奏の視点に触れたからだと思う。ふだんの「ちはやふる」の猛進さは、それがちはやの物語だからなのだと気づいた。ふだんの「ちはやふる」とのギャップと、その表側にある「ちはやふる」らしさを確認できた。
ちはやとか、あと「花咲くいろは」の緒花のような、一見、行動力がその人物の最大の特徴であるキャラクターがいる。僕はそういうキャラクターがみせる賢さが好きだ(緒花については緒花がどれだけ僕よりも賢いか(「花咲くいろは」第6話感想))。
冒頭でいきなりちはやがそんな賢さをみせる。問題に対する解決で悩んでいるときに、問題そのものを転回させる機転の鋭さがすごい。そして、それに応えて役割をまっとうする太一が格好良い。「境界線上のホライゾン」第10話と同じく、本気で「がんばれ!」と思える回。
どんよりとした天気をかおちゃんのぽってに対する優しさの表現に用いるのが、この作品自体の優しさを表現しているようで好きだ。かおちゃんの「くやしい」から始まる語りから、ゆめうつつのぽってが温かさを感じるのが、二人の通じ合うこころを感じさせる(僕はこの「くやしい」という声を聞いたとき、びくっとした。それがかおちゃんの優しさからくる声だということは、続く言葉を聞かないとわからなかった)。雨が上がってぽってと手をつないで外に立つかおちゃんはこのとき、ぽってと同じ場所に立つ主人公だ。
「境界線上のホライゾン」第9話とか「ましろ色シンフォニー」第7話のような衝撃があると、これだけのものをくれたんだから、もうこの作品では何がきてもいい、という、期待とは違う、寛容のきもちがわいてくる。すると穏やかなきもちで作品を鑑賞できてよい。「境界線上のホライゾン」第10話はそこをさらに越えてきたので信じられない。
随筆 | |
考える。考えるのが楽しいと考えずにはいられなくなる。ずっと考えている。考えることが意識を無視する。成果を出すと意識が考えを捕捉する。考えることをやめようとしても考えている。考えることを意識しないことをしても、考えることをやめることはできない。意識を無視した考えは意識の及ばない成果をもたらす。ひらめきは呪いから生まれる。
反省は呪いを無視する。意識しないことを意識することができない。そうせずにはいられないときに、そうしないことはできないし、そうせずにはいられないのでないときに、そうせずにはいられないことはできないし。呪いを解くと呪い。かといって、行動のまどろみは行動のためにあるのだ。次の行動の可能性がある限り、まどろみは行動の一環に縛りつけられる。反省は行動に呪われている。
意味のあることをせずにはいられない。それをしないことはできない。それをしないことを意識しても、また次に意識が退けられるなら、それさえも意味があることなのだ。呪われている。
随筆 | |
難しいことはやらない。できないことはやらない。やらなかったことはやらない。やりたくないことはやらない。ゆえにやるために、楽しさと価値の一致、とか、プロセスと成果物の一致を考えようとする。
でもまってなんでできないことをやらないか、っていうと、できないって何かっていうと。
想像できないことはできない。想像できないことはやりたくならない。やりたいと思ったなら成功を想像している。かっこいい成果物とかかっこいい成果物をつくったかっこいい自分がある。そのかたちは想像できないかもしれないけれど、ある架空のかたちにかっこよさが宿ることを想像している。言い換えるなら可能性を理解している。ならそれをやろうっていうなら、可能性をかたちに砕いていく。
想像できないことはできない。かたちの手がかりがないからだ。想像できないことはやりたくならない。価値の可能性、かっこよさとかおもしろさとか美しさの可能性を理解できないからだ。簡易に、できないことはやりたくならないと考える。
いや本当にそうかっていう。価値とかたちを想像できないレベルのできないっていうのはたしかにあって、でもそういうのは意識にのぼることがレアで、そのレベルのできないっていうことに悩むっていうことは、そういう抽象レベルでしか悩みようがなくて、つまりは想像ができないっていう事態を具体的に悩むことはできない。
もうちょっと現実的には、可能性をかたちに砕くことが難しい事態に悩む。くそ率直にいえば、できるかできないかわからない、とか、価値からさかのぼったできないとおかしいという思い込みが悩みの種。価値からさかのぼったできないとおかしいという思い込みは信念とか使命とかいうといけてるけど、そこに俗的な制約をもちむとうっせうっせどうでもいいわってなる。でも本質的にはそんなの関係なくて、力が……足りねえ。
かたや、できること。できることは友達の価値だ。できることをやることは力の境界の内側の確信だ。境界の外側に身を移すことは失敗に尽きる。我々にできることは境界を内側から押し伸ばすだけ。だから、できることと、それと僕なら、おもちゃがいっしょにないと、できないことをできない。友達は死に至らない力不足。
ゾンビフレンズにはおなじみRails for Zombiesの続編が公開されました。Rails for Zombiesとは、ゾンビ動画を鑑賞してブラウザ上でプログラミングしながらRuby on Railsを学習できる、いってみればゲームです。僕は勉強会の教材として使ってみましたが、初心者の集まりでも楽しくスムーズにRailsを学習できました。
続編のRails for Zombies 2ではさらに発展的な内容が追加されているようですが、レベル1で「どうやってアプリをつくりはじめるか」の部分が説明されていてうれしいです(前作はscaffoldとかmigrationがなかったので)。このへんの動作もブラウザ上で再現されているので、環境構築しなくても学習できる手軽さは健在です。
システムの使い心地もよくなりました。とくにヒント機能がうれしいです。資料をみる手間が減るし、いきなり答えを見ずに考えながら解けるので身につきやすい気がします。しかもポイント制になったのでゲームっぽさが増してなんか楽しいです。初見プレイで友達と競い合うとあげぽよじゃないでしょうか。
Rails for Zombies 2は55ドルの有料コンテンツですが、月額25ドルでCode Schroolに入学(enroll)することでも利用できます。入学するとjQueryやHTML5などの有料コースも利用できるので、だいぶお得な感じです。新しいコースも優先的に利用できるみたいです。
入学の支払いはクレジットカードとかPayPalです(VISAデビットでできました)。Rails for ZombiesやTry Rubyがクリア済みなら5ドルの値引きが使えます。このへんの無料コースをクリアしてから入学を検討するとよいですね。(FAQより「値引きはひと月につき1回分のみ。たとえば5ドル値引きの特典を3つもっているなら、3ヶ月分の値引きができます」)
月額課金だとすぐに退会できるか不安ですが、FAQにはこう書かれています。「Code TVスクリーンキャストも使えるけど不満ですか? なら登録をキャンセルすることもできますが、アカウントをフリーズさせるのがおすすめです。フリーズすればある期間支払いをストップします。また再開するときも現在価格のままです(値上げは新規登録者のみです)」(訳が間違っているかもしれないので原文もご確認ください)

登録状況はページ上部の「My Account」→歯車アイコン→「Edit Your Account」から確認できます。右側に入学済みであることが表示されます。ここから退会や休止ができます。

下の方にアカウント履歴が表示されます。入学の利用期間が表示されているので、退会や休止のタイミングはここで確認できます。

試しに「SUSPEND SUBSCRIPTION」を押したところ、2ヶ月間休止する旨が表示されました。決定すると入学が取り消されて有料コンテンツは利用できなくなりました。再開すると、ふたたび利用できるようになりました。見た感じ課金はされていないので、利用期間中の休止→再開は無料だと思います(試さないほうがいいですが)。(休止の延長もできるっぽい?)
細かいことは未確認ですが「とりあえず1ヶ月分だけ支払って試す」ことは簡単にできるようです。20ドルでRailsとjQueryとHTML5とCSS3を楽しく身につけてどや顔できるなんて最高ですね。