スティーブン・ワインバーグ。 物理学者、専門は素粒子論。 1979年、アブダス・サラムと共に電弱統一理論の提唱によりノーベル物理学賞を受賞した。
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ジェラルド・M・ワインバーグ 。 コンピュータシステム構築に関する著書多数。 とくに人間系の問題をあつかったものが多い(っていうかほとんど全部だとおもう)。
「ライト、ついてますか」などで共著者のドナルド・C・ゴースはなぜか言及されることが少ないような気がする。
ワインバーグは、「マンハッタン計画」に深く関わり、戦後「アトムズフォーピース」の名のもとに原子力潜水艦を開発し、軽水炉原発のさきがけをつくった人間である。1975年ころには「トリウム溶融塩炉」を開発した(2000年代には第四世代原発として開発がなされている)。二酸化炭素地球温暖化説にたつ、生粋の原発・核開発推進者である。 ワインバーグは1977年、アメリカにおける二酸化炭素温暖化の公的研究所であるエネルギー研究開発庁(ERDA)の「二酸化炭素の地球規模の影響に関する研究グループ」の議長に就任。 同年EDRAはエネルギー省(DOE)となり、ワインバーグの「研究グループ」は「二酸化炭素の影響に関す…
スティーブン・ワインバーグ(スティーヴン・ワインバーグ)さん Steven Weinberg 理論物理学者。 1933年5月3日、生まれ。2021年7月23日、死去。 訃報 スティーブン・ワインバーグ氏死去 88歳 79年ノーベル物理学賞 | 毎日新聞 素粒子の理論に大きく貢献、米国のワインバーグ氏が死去:朝日新聞デジタル 物理学者のワインバーグ氏死去 1979年ノーベル賞受賞:東京新聞 TOKYO Web 物理学者のワインバーグ氏死去 1979年ノーベル賞受賞 | 共同通信 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE2527F0V20C21A000000/
なにか新しいことをやりたい、次のステップに行きたい、今の最悪の状況から脱出したい、などなど、人には必ず現状を打破したい、しなければならないと思う時がある。 これはとても健全なことだ。 現状打破ではなくても、とにかく何らかの変化を起こしたい、という事もある。 いずれにしても、打開策がないか乏しい時にそういう事を思う状態になるのだろう。 誰もがそこで悪あがきをする、それも健全ではあるのだが、最低限の法則を知っているかどうかで、その悪あがきの労力は大きく違ってくるだろう。 今回は、私の会社員人生のバイブルとなった、G・M・ワインバーグの「スーパーエンジニアへの道」から、変化を起こすためのMOIモデル…
これは何 また一年たったので振り返るためブログに残します。 個人の振り返りです。また今年もXの自分の投稿を見返してきました。2023年の合計ツイート数は23ツイートでした。 (相変らず振り返れるツイートは何もなかった) まず目標はどうだった? 「物事の分解と構造化」スキルを身につけるとしていました。書くだけ書いて、全然意識できていませんでした。 できていたかでいうと、100%はできていなかったものの、いくつかやれていたことはあったかなと思います。 できていたこと: 課題を特定して解決することを主導した プロジェクトの進行が滞っているときに、なぜ進まないかを言語化し、いくつか課題があることを特定…
Table of Contents 2024.04 微分積分準備講座 1. [1変数の微分と積分](#orge17b68d) 2. [2 (多)変数](#orgdeef4f2) コンテンツ 板書と図 story 宇宙がわかる17の方程式 微分方程式とは 2024.04 微分積分準備講座 微分積分準備講座 2024 - masayuki054's diary 1変数の微分と積分 関係,状態,関数と微分の目的 $ f(x) $ $ y = f(x) $, $y - f(x) = 0$, $ f(x,y) = 0 $ $ g(y) = f(x), ( h(x, y) = g(y) - f(x) = …
以下は、Wikipedia の Wikipedia ー American Prometheus を翻訳しています。 この記事は映画 『オッペンハイマー』 の原作と知られている書籍『アメリカン・プロメテウス』の概要を紹介していますが、 同映画の時系列に沿った「あらすじ」としても便利です。 なお、記事の最後の「映画化」の項では、 映画の監督であるクリスファー・ノーランの この映画を制作した意図を意図を紹介しています。 アメリカン・プロメテウス 要約 アメリカン・プロメテウス:J.ロバート・オッペンハイマーの栄光と悲劇 初版カバー、写真提供:アルフレッド・アイゼンスタット[1] 著者:カイ・バードと…
www.nhk.or.jpトム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、デミ・ムーア、3人の大物俳優が共演したミリタリーサスペンスです。 監督は『スタンド・バイ・ミー』(1986)、『ミザリー』(1990)などの名作を手掛けてきたロブ・ライナー。 本作でもその高い手腕を発揮しており、第65回アカデミー賞で作品賞などで4部門ノミネートされています。放送情報ア・フュー・グッドメン【字幕】 BS101 NHKBS1 2024/4/9(火) 13:00-15:19<過去の放送> 2020/11/29(日) 25:30-27:25(01:30-03:25) ⇒ BSプレミアム字幕版 2023/4/2(日) 10…
アイザック・ニュートン『プリンキピア』(1687年) 回っているのは地球か、太陽か 印刷技術がなければ、「科学革命」も違った姿になっていたことでしょう。これは17世紀のヨーロッパで生じた科学知識の急速な発展のことです。中でも天動説から地動説への転換は、最も劇的な進歩でした。 ヨーロッパでは、長らく天動説――宇宙の中心に地球があり、他の天体がその周囲を回っている――という宇宙モデルが信じられていました。これは紀元前400年ごろにプラトンが考案したモデルに基づいています[11]。紀元前3世紀にはアリスタルコスが地動説――太陽が宇宙の中心にあり、その周りを地球やその他の惑星が回っている――というモデ…
以下は、Wikipedia の Oppenheimer security clearance hearing を翻訳しています。 この記事は映画 『オッペンハイマー』 のメインエピソードである 「オッペンハイマー適格性審査聴聞会」 に関する史実を解説しています。 多数の人物が登場する3時間の長編映画である同作品を 鑑賞する上では大変役に立ちます。 予習、あるいはお使いください。 オッペンハイマー適格性審査聴聞会 要約 オッペンハイマーは、1954年に行われた物議を醸す4週間に及ぶ聴聞会で問い詰められました。 日程:1954年4月12日から5月6日まで 会場:AECの事務所があるワシントン記念碑…
ランキング参加中読書ランキング参加中音楽 引き続き低調。 ◆『一千億の針』ハル・クレメント 一千億の針【新版】 (創元SF文庫)作者:ハル・クレメント東京創元社Amazon 『20億の針』から28年経っての続編。長い時をはさんでの続編という当時の盛り上がりは想像されるし、ゼリー状異星人の帰還などあくまでロジカルに問題解決を図るハードSF精神は伝わってくる。が、舞台の広がりが乏しかったり登場人物のキャラクターも生硬な印象。古い価値観(女性観)が時々覗くのもなかなかきつく、流し読みになってしまった。科学思考重視のハードSF的なアプローチが、実は旧来の価値観を超えられないという本質的にSFが抱える問…
日常は問題の連続。仕事でもプライベートでも様々な問題がある。その際にきっと役立つのが今回紹介する本。きっかけは、昔の上司に勧められて(まさに本書の内容を実践している問題解決の上手い方だったな) ライト、ついてますか 問題発見の人間学作者:ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ共立出版Amazon 本書でも触れられているように、本書の内容を理解できてもそれを実践できるわけではない(何でもそうか)。つまり、何度も失敗して立ち返ってを繰り返す必要があって、そのためには簡単に見返せるように整理しておきたい。というわけで整理した。 マインド サマリー 問題とは 問題を定義する 問題を抱えてい…
久しぶりに物理の専門書を買いました。『場の量子論 1巻 粒子と量子場』「電弱統一理論」のワインバーグの著書です。『スピンと統計定理』が説明されているというので購入しました。学生の頃は証明されたものとして当たり前のような考えでしたが最近、時間を持て余すと気になります。スピンとフェルミオン・ボソンの関係です。ファインマンによると『この問題に対しては、残念ながら初等的な説明を与えることはできない』、『基本的原理が完全には理解されていない』(ファインマン物理学量子力学16頁)ということなので無性に気になりだしたということです。無論、難しいまま受け売りするのでなく、やさしく噛み砕いて説明しようと考えての…
まだ公開の場ではそのストーリーを使うと思うんだけど、気分的にはちょっと違うステータスになっているなと思ったのでメモ。 2つの方向で「違う」と思った。一つは「ソフトウェアエンジニアに傲慢な無能が増えてきた」という状況。もう一つは「ソフトウェアエンジニアという人種、みたいのに興味はなくて、別の属性の人に対してソフトウェアエンジニアリングという力を得てもらうことも含めて支援をしたい」という話。 1つ目は、まぁ人気が出てきちゃったからね、みたいのがある。正直、国内について言えば私が新卒採用された頃から状況は良くなかったわけだけど、今となってはもっとひどくなっているし、国内のその界隈の人々は一周回っても…
ラヴクラフトに影響を受けた英米の作家によるオマージュ・アンソロジー、 ワインバーグ&グリーンバーグ=編『ラヴクラフトの遺産』(創元推理文庫)読了。 ラヴクラフトの遺産 (創元推理文庫) (創元推理文庫 F ラ 1-11) 作者:F.ポール ウィルスン,ブライアン ラムレイ,ロバート.E. ワインバーグ,マーティン・H. グリンバーグ,Robert E. Weinberg,Martin H. Greenberg,夏来 健次,尾之上 浩司 東京創元社 Amazon SFありホラーあり、玉石混交の短編集といったところ。 以下、あらすじと感想をつらつらと微妙にネタバレ感を醸しつつ……。 ロバート・ブロ…
現在2024年3月21日20時23分である。(この投稿は、ほぼ2388文字)麻友「昨日書いてこなかったわね」私「私に良くあることで、2028年までで、どのくらい本が読めるだろうと、自分の本を眺めていた」結弦「少しは、定まったの? 計画は?」私「漠然と、ブルバキを書き直すとか、ランダウを書き直すとか、言っていても、中身と交渉しなければならない。いっとき、ランダウの『理論物理学教程』の、『量子力学1』そして『量子力学2』を、全部書き写し、論理が飛んでいるところは全部補うということを、しようかと考え、ノートも用意した。もちろん、それ以降も、書き写す積もりで」私「これを思い付いたのは、現在、図書館から…
以前このブログでも書いたことがありますが、僕の青春時代を彩るピースとして、洋楽の入り口になってくれた存在として、SUM 41がいるんですよ。 show-hitorigoto.hatenablog.com 僕の音楽のキャパシティを広げ、イキリたい気持ちを抱えがちだった自分の拠り所として機能してくれたバンド。そんな彼らが解散を発表し、今回のジャパンツアーが最後の来日公演になる。 まあ、つい先日あっさりとSLAYERが永眠から目覚めたし、いろいろなバンドが再結成をしているので、彼らについてもまた動き出す時が来る可能性もありますが、青春と隣り合わせだった存在が無くなるという事実は変わらない。僕と同様の…
JaSST'24 Tokyoに参加して感じたことの一つに、「顧客に素早く価値を届けるために・・」という表現の発生頻度の高さがあります。特定の発表を批判したり、揶揄したりする意図はありません。この表現が決まり文句的に使われているために、その言葉の意味を考えずにいることを自覚したのでした。 「品質」と「価値」は何が違うのか。 みなさんからいただいたコメントも踏まえて、少し考えてみました。 先にイイワケしておくと、 過去の偉人の議論とか、論文とか、規格における定義とかはほぼ参照していません 特に明確な結論もありません、頭の体操にすぎません ので、ご承知おきください。もちろん、「価値という言葉を使うな…
現在2024年3月12日20時39分である。(この投稿は、ほぼ2059文字)麻友「あれっ? 制覇ではなく、太郎さんが、完成するの?」私「『一般相対性理論を制覇しよう!』のときは、完成している理論を理解するという目的意識だった。同じ積もりで、『場の量子論を制覇しよう!』と、ブログ名において、進んで来た。だが、場の量子論は、まだ完成していない理論なのかも知れないと、思えてきた。先日の山下真由子さんも、数理物理学の天才と言われるほどの人ならば、もう場の量子論に決定打を放っていても良いはずだ」結弦「お父さんは、その決定打を打てるという自信があるの?」私「場の量子論を、ひとつひとつチェックしていって、何…