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2011-04-20

パチンコとアバクロの類似点

フロー理論というのがある。人がのめりこむための条件みたいなのが示されている。条件はいくつかあるのだけれども、没頭するためには集中できなければいけない。このとき、注意がひとつのところに向かわなければいけないのだけど、大切な要素のひとつとして「余計な感覚の遮断」みたいなことがあると思う。

それで思い出すのはパチンコだ。パチンコはすごい。余計な感覚を遮断するために、パチンコ台からものすごい音が流れていて、館内にもやたら音楽とか流れていて、それでもって「○○番○○入りました〜」的なアナウンス(煽り?)が入ってくる。加えて、ものすごく明るい照明のなかで台がものすごくチカチカしているものだから、パチンコ台に座ってゲームをするということに結果的に集中できてしまうのだろうと思う。

アバークロンビー&フィッチのお店に入った時にも似たものを感じた。

ものすごい音量のクラブミュージックが流れている。そして、店内が暗い。(店舗にもよるが)通路が狭い。パチンコと異なる点として、嗅覚も遮断される。アバクロ独特の、香水の匂いがすごい。それでもって店員さんはなんかガタイのいいお兄ちゃんだったりするので、あのお兄ちゃんになるんだ(あるいは、なったんだ)というモードでテンションがあがり、妙に集中して買い物が進んでしまう。

ウェブでこれを再現しようと思うと、イメージとしてはものすごい情報が流れ込んでくるのを横で眺めつつ、自分は限定された小さな枠内にすばやく数行書きこむ、みたいなイメージだろうか。こう書いていて2ちゃんねるとか最近のツイッターとかそういうイメージだなと感じる。

音とか匂いとか、そういうのは再現できないのがウェブの弱みかもしれない。いやもしかしたら、サイトからそういう音楽が流れてくるとかでもいいのだろうか。

個人的な読みとして、利用者の自由度をあえて制限するウェブ構築が流行しているように思うのだけれど、意外なところに進化のヒントがあったりするのかも。