『1Q84』ようやく読了

前回記事からまた1カ月経過…。いかんですね(苦笑)

村上春樹の新刊小説『1Q84』についてはいろいろ騒がれているので、興味がなくてもご存知の方が多いと思う。私、上巻が店頭から消える寸前になんとか上下巻を確保できたのだが、合間をみて断続的に読んで、ようやく読了。その間、ネタバレが恐くて書評やらブログやら一切読んでいなかったので他人の評価は分からないが…。

海辺のカフカ』以来7年ぶりの長編という枯渇感のせいか、終始、面白く読めた。相変わらず、まるでエンタメ小説のようにてんこ盛りの読者サービスに惚れ惚れ。一方で、多義的なストーリー、含蓄ありすぎるエンディングも健在なので、小説的読解力欠乏症の私としては、これからゆっくり意味づけなど吟味したい。


追伸 無謀にも「週刊アスキー」の評価だけ信じて通販で買ったケンウッド製携帯プレーヤー「MEDIA keg MG-E504」(→前回記事)だが、週アスでの高評価は伊達ではなく、音の解像感も低音・高音の伸びもすばらしい。個人的には大満足。

ただし、「暗いところでやや操作しにくい」「再生リストを1つしか持てない」「早送りが遅い」といった機能・操作上の弱点はあるので、気になる方は店頭で操作を試してみるとよい。